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iPhoneでパスワード漏洩を確認する方法|流出ニュースが不安なときに見る3つの画面

iPhoneでパスワード漏洩を確認する方法のアイキャッチ
Kawai358
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宅配や通販の会社から「不正アクセスで情報が流出しました」という知らせが続いて、落ち着かない人も多いと思います。

動画やSNSで「この設定を今すぐオフに」と言われると、何を信じたらいいのか分からなくなりますよね。

この記事では、iPhoneでパスワード漏洩を確認する方法を、筆者のiPhoneの実際の画面で順番に紹介します。

この記事でわかること

  • 流出のニュースを見たあと、iPhoneで最初に開く画面
  • 「自動入力をオフに」という話を、そのまま信じなくていい理由
  • もしも身に覚えのない請求が来たときの連絡先
案内役の黒猫
先に答えを言うと、自動入力は切らなくて大丈夫です。
見るのは「パスワード」アプリの「セキュリティ」です。
iPhoneでパスワード漏洩を確認する女性
窓辺でスマホを見る時間に、10分だけ使います
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結論:オフにするより、警告を見て変える

流出したパスワードで入られるのを防ぐいちばんの近道は、そのパスワードを変えることです。

消費者庁の長官も、2026年10月15日の記者会見で、最初の対策にIDやパスワードの変更を挙げています。

続けて、使い回しを避けること、スマホの認証などの多要素認証を使うこと、カードの明細をこまめに見ることを呼びかけていました。

会見の要旨は、消費者庁のページで読めます。

この会見の中に、スマホの自動入力を切るようにという話は出てきません。

iPhoneには、保存したパスワードが流出データに含まれていないかを見張る機能が最初から入っています。

iPhoneでパスワード漏洩を確認するなら、この機能の結果を見るのが早道です。

流出が不安なときにiPhoneで見る3つの画面 1 「パスワード」アプリ 「セキュリティ」を開く 2 警告が出たものを お金とメールから変える 3 設定の「パスワード」で 漏洩の検出をオンのまま 合わせて10分ほど。全部を1日で変えなくて大丈夫です 2026年10月24日、iOS 26のiPhoneで画面を確認
図1:iPhoneでパスワード漏洩を確認する3つの手順

「自動入力をオフに」と言われて不安になったら

動画などで「パスワードを聞かずに開いてしまう設定がある」「今すぐオフに」という話を見かけた人もいると思います。

ただ、流出したパスワードを使う犯人は、あなたのiPhoneではなく、自分のパソコンやスマホからログインします。

あなたのiPhoneの設定を変えても、犯人の端末での入力は止まりません。

不正ログインは、犯人の端末から起きる 流出した メールとパスワード 犯人が自分の 端末で入力 同じパスワードの 通販やメール あなたのiPhoneは、この流れの中に入っていません 効く対策 警告が出たパスワードを変える 使い回しをやめる 2段階認証やパスキーを使う カードの明細をこまめに見る 効きにくい対策 自分のiPhoneの 自動入力をオフにする (犯人の端末には 関係がないため)
図2:不正ログインの流れと、効く対策・効きにくい対策

iPhoneの自動入力は、勝手には入らない

設定アプリの「一般」から「自動入力とパスワード」を開くと、いちばん上に「パスワードとパスキーを自動入力」というスイッチがあります。

これをオフにしても、保存したパスワードが消えるわけではありません。

ログインのたびに手で打つ手間が増えるだけです。

iPhoneの自動入力とパスワードの設定画面
設定 → 一般 → 自動入力とパスワード(筆者のiPhone、iOS 26)

iPhoneでは、保存したパスワードを入れる前にFace IDやパスコードの確認が入ります。

保存したパスワードの一覧を開くときも同じで、本人の確認が通るまで中身は見えません。

パスワードアプリを開くときに認証を求める画面
「パスワード」アプリを開こうとすると、まず本人の確認が出ます(この画面はMacから映したため、Macの認証が出ています)

しかも自動入力は、保存したときと同じサイトでないと候補が出にくい仕組みです。

偽のログイン画面でパスワードが出てこないことが、「このサイト、何か変だぞ」と気づくきっかけにもなります。

手で打つようにすると、偽サイトでもうっかり打ち込んでしまうおそれがあります。

案内役の黒猫
便利な機能を切るより、警告が出たパスワードを1つ変えるほうが、守りとしてはずっと効きます。

手順1:「パスワード」アプリの「セキュリティ」を開く

ホーム画面で「パスワード」アプリを開きます。

見つからないときは、ホーム画面を下へなぞって検索欄に「パスワード」と入れると出てきます。

開くとFace IDかパスコードの確認が出るので、いつもどおりに通します。

iPhoneのパスワードアプリのトップ画面
「パスワード」アプリのトップ。左下の「セキュリティ」をタップします(件数はぼかしています)

「セキュリティ」をタップすると、注意が必要なパスワードの一覧が出ます。

上の説明文には、データ漏洩に含まれていたりする場合に通知します、と書かれています。

パスワードアプリのセキュリティ勧告の画面
「セキュリティ」の画面の上にある説明文。この下に、注意が必要なパスワードの一覧が並びます

一覧の名前の下には、赤い字の「漏洩の危険があるパスワード」と、灰色の字の「使い回しのパスワード」などが出ます。

赤い字のものが、流出データに含まれていたパスワードです。

スマホとカードを持つ手元
赤い字が出たら、お金に関わるものから手をつけます

手順2:警告が出たものを、お金とメールから変える

一覧の数が多くても、全部を1日で変えなくて大丈夫です。

次の順番で、上から1つずつ片づけていきます。

順番 どれから 理由
1 メール(GmailやiCloudなど) ほかのサイトのパスワード再設定がメールに届くため
2 カード・銀行・決済 お金が直接動くため
3 よく使う通販 カードが登録されていることが多いため
4 そのほか 使っていないものは、退会も考える

一覧のアカウントをタップすると「パスワードを変更」という案内が出て、そのサイトの変更画面へ進めます。

新しいパスワードは、iPhoneが提案してくれる強いものを使えば、自分で覚える必要はありません。

手順はAppleの公式ガイド「iPhoneで安全性の低いパスワードまたは侵害されたパスワードを変更する」にもまとまっています。

サイトが2段階認証やパスキーに対応していれば、この機会にオンにしておくと、パスワードだけでは入れなくなります。

この記事の図解2点と画面の囲みは、筆者が自分で作りました。

家族やご近所に「ここを見てね」と伝えるとき、画面に丸をひとつ付けるだけで伝わり方がまるで変わります。

そうした図や案内を作るなら、スマホでも使えるAdobe Expressが手軽です。

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手順3:漏洩の検出は、オンのままにしておく

最後に、見張りの機能そのものがオンになっているかを見ておきます。

設定アプリの「アプリ」から「パスワード」を開くと、「漏洩の危険があるパスワードを検出」というスイッチがあります。

ここが緑色なら、新しく流出が見つかったときにiPhoneが知らせてくれます。

パスワードの設定にある漏洩の検出とパスキーの自動アップグレード
設定 → アプリ → パスワード。上の囲みが漏洩の検出、下の囲みがパスキーの自動アップグレードです

パスキーの自動アップグレードも、切らなくていい

同じ画面の「パスキーの自動アップグレードを許可」も、「勝手に鍵が増えて危ない」と言われることがあります。

パスキーは、パスワードの代わりに顔や指紋の確認でログインする仕組みです。

使うときは本人の確認が要るので、パスキーが増えても、犯人が使える入り口が増えるわけではありません。

画面の説明にも、保存済みのパスワードには影響しない、と書かれています。

動画で見かけた助言と、公式の説明の比べ方

不安をあおる情報は、半分正しくて半分ずれていることがよくあります。

筆者が見かけた助言を、公式の説明と並べてみました。

見かけた助言 公式の説明 この記事の判断
iPhoneの自動入力をオフに 消費者庁の会見では触れていない 切らなくていい。入れる前にFace IDの確認がある
パスキーの自動作成をオフに 保存済みパスワードに影響しない(iPhoneの画面の説明) 切らなくていい
パスワードを変える 消費者庁が最初に挙げた対策 警告が出たものから変える
Androidで入力前に指紋や顔で確認 端末の機能としてある オンにしておくと安心(これは良い助言)

Androidの人は、Googleパスワードマネージャーの「パスワードチェックアップ」で、同じように漏洩を確かめられます。

確かめ方の手順と考え方は同じです。

もしも身に覚えのない請求が来たら

カードの明細に知らない買い物があったら、まずカード会社に電話してカードを止めてもらいます。

電話番号は、カードの裏面か、カード会社の公式アプリで確かめてください。

メールやSMSに書かれた番号やリンクは使いません。

どこに相談したらいいか分からないときは、消費者ホットラインの188番に電話すると、近くの消費生活センターにつながります。

「漏洩したという連絡が来たけれど、これは詐欺では」という相談も、実際に寄せられているそうです。

家族のスマホも、買ったときのまま

親子でスマホの画面を見る
帰省のついでに、親のスマホの「セキュリティ」も一緒に見てみます

自分のiPhoneが片づいたら、親のスマホのことが気になる人もいると思います。

LINEくらいしか使っていなくても、通販のパスワードを保存していることはよくあります。

「設定を切って」と頼むより、「一緒に赤い字のものを1つ変えよう」と声をかけるほうが、ずっと役に立ちます。

まとめ:iPhoneでパスワード漏洩を確認するチェックリスト

保存して、あとで見返せるように

  • 「パスワード」アプリの「セキュリティ」を開いた
  • 赤い字の「漏洩の危険」を、メールとお金から変えた
  • 設定の「漏洩の危険があるパスワードを検出」がオンになっている
  • 使えるサイトでは2段階認証かパスキーをオンにした
  • カードの明細を月に1回は見ると決めた
  • 困ったら188番と覚えた
iPhoneでパスワード漏洩を確認するまとめカード
まとめカード:流出が不安なときにiPhoneで見る3つの画面

不安なニュースが続くと、つい強い言葉の情報に手が伸びます。

でも、守りに効くのは、地味な作業を1つずつ片づけることです。

今夜、赤い字のパスワードを1つだけ変えるところから始めてみてください。

スマホで買い物をする女性
パスワードを変えておけば、いつもの買い物も安心して続けられます

よくある質問

Q. 自動入力をオフにすると、保存したパスワードは消えますか?

消えません。

入力の候補が出なくなるだけです。

Q. 「セキュリティ」に何十件も出ていたら、全部変えないと危ないですか?

全部を急いで変えなくて大丈夫です。

メール、お金、よく使う通販の順に、赤い字のものから変えてください。

もう使っていないサイトは、退会するのも手です。

Q. 「漏洩しました」というメールのリンクは開いてもいいですか?

開かないでください。

本物の連絡を装った詐欺もあります。

ブックマークや公式アプリから入って確かめてください。

Q. 「セキュリティ」に赤い字が出ていたら、もう被害に遭っていますか?

警告は、そのパスワードが流出データに含まれていたという知らせです。

すぐに被害が出ているとは限りません。

パスワードを変え、カードの明細を見ておけば、まずは十分です。

あわせて読みたい

この記事は、2026年10月24日時点の消費者庁の会見要旨、Appleの公式ガイド、筆者のiPhone(iOS 26)の画面をもとに書いています。

個別の被害の相談は、カード会社か188番へどうぞ。

この記事の写真と図解について(Adobe Stock)

写真4点と案内役の黒猫は、Adobe Stockの無料素材

この記事の写真4点と黒猫のイラストは、Adobe Stockの無料素材です。

スマホを手にする人や、親子で画面をのぞく場面を選びました。

無料の範囲でも、暮らしの場面の写真はかなり見つかります。

iPhoneの画面5点と図解2点は、筆者が自分で作った

iPhoneの画面は、2026年10月24日に筆者のiPhone(iOS 26)をMacの「iPhoneミラーリング」で映して撮りました。

サイト名や件数など、個人の情報が写る部分はぼかしています。

画面の表示は、今後のアップデートで変わることがあります。

これから始めるなら、どこから手をつけるか

  • 家族への案内やお知らせを作るなら。
    Adobe Expressの無料プランから始める。
  • 写真をきちんと整えたいなら。
    PhotoshopやLightroomが入ったCreative Cloudが候補です。

ツールを買っただけでは何も変わりません。

筆者もWebデザインのスクールに通って、1円も稼げなかった時期があります。

作りたいものを先に決めてから選んでください。

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案内役の黒猫

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