Adobe Stockのコントリビューターポータルの使い方|5つのメニューを今の画面で解説【2026年】

Adobe Stockのコントリビューター登録を済ませると、作品を管理する画面が開きます。
これがコントリビューターポータルです。
メニューが英語まじりで、どこに何があるのか分かりにくいと感じませんか。
公式の講座動画もありますが、収録が数年前なので、今の画面とは並びが違います。
この記事では、公式の講座動画「コントリビューターポータルの操作方法」を、2026年10月19日の筆者の画面で確かめ直してまとめます。
見本には、筆者がFireflyで作って10月14日に審査に出した10枚の、実際の結果を使います。
この記事で分かること
- ポータルの5つのメニューと、それぞれでできること
- 報酬と作品の一覧を見るダッシュボードの読み方
- 今週よく売れている作品を見る「インサイト」の使い方
- 審査中・保留中・却下のタブの意味
- 最初に確かめたい、タックス情報と支払い方法
今日は、売る側の管理画面を一緒に歩きます。
筆者の5.30ドルも、そのまま出ています。
結論:最初に見るのは3か所だけ
先に結論を書きます。
ポータルには5つのメニューがありますが、始めたばかりの人が最初に見るのは3か所です。
この記事の結論
- コントリビューターアカウントで、タックス情報が「採用」になっているかを確かめる
- アップロードされたファイルで、保留中と却下の作品を確かめる
- インサイトの「最近よく売れているアセット」で、今週売れた作品の傾向を見る
ダッシュボードの数字は、作品が売れ始めてから毎週見れば十分です。
逆に、タックス情報は売れる前に出しておかないと、報酬から最大30%が差し引かれます。
コントリビューターポータルとは
この画面は、Adobe Stockに作品を売る人のための管理画面です。
作品のアップロード、審査への提出、売れた数と報酬の確認、支払いの請求まで、売る側の作業はすべてここで行います。
入口は「contributor.stock.adobe.com」で、Adobe IDでログインします。
登録がまだなら、先にコントリビューター登録の記事で手順を見てください。
公式の講座動画と、今の画面の違い
公式の講座動画は、サーカスビジョンの栗田一歩さんが案内する、全10本のシリーズの2本目です。
流れはそのまま役に立ちますが、今の画面と見比べると、いくつか違う所がありました。
| 項目 | 公式の講座動画 | 2026年10月の画面 |
|---|---|---|
| 上のメニュー | ダッシュボードの中のリンクから各ページへ | ダッシュボード、アップロードされたファイル、インサイト、コントリビューターアカウント、学習とサポートの5つ |
| アーティストハブ | ダッシュボードの右上にリンク | 見当たらず、上のメニューに「学習とサポート」 |
| よく売れているアセットの選び方 | 前週に最も売れた400人から上位10人 | 前週に最も売れた200人から上位10人 |
| 電子メール設定 | 審査の進み具合、収益のレポートなど | 審査の日次進捗状況と収益の日次レポートの2つ |
画面の並びは、これからも変わることがあります。
迷ったら、上のメニューの名前を手がかりに探してください。
ダッシュボード:報酬と作品の一覧を見る
ログインすると、最初にダッシュボードが開きます。
上の段に、選んだ期間のダウンロード数と報酬、右端に「取得可能な報酬」が出ます。
筆者の画面では、取得可能な報酬は5.30ドルでした。
5年かけて積み上がった金額です。
期間を切り替えて数字を見る
左上の「期間」で、数字を見る範囲を切り替えられます。
公式の講座動画では、すべての期間にすると、ダウンロード数と報酬に加えて、自分の順位も表示されると説明されていました。
その下には「12週間のトレンド」のグラフがあります。
青い線が報酬、赤い線がダウンロード数です。
筆者のグラフは、12週間ずっと0のまま平らでした。
マイポートフォリオで作品を探す
下へ進むと、販売中の作品が「マイポートフォリオ」として並びます。
作品ごとに、ダウンロードされた回数が書かれています。
最初は、ダウンロードの多い順に並んでいます。
右上のメニューで日付順にすると、新しい作品から並べ替えられます。
ファイル番号が分かっていれば、検索の欄に入れて1点を呼び出せます。
作品をクリックすると、タイトルとキーワードを直したり、販売をやめたりできます。
キーワードの直し方は、キーワードの付け方の記事にまとめました。
右上の報酬から支払いを請求する
取得可能な報酬の数字を押すと、支払いの手続きに進みます。
ただし、請求できるのは残高が25ドルを超えてからです。
筆者は5.30ドルなので、まだ押せません。
インサイト:売れている作品から次の1枚を決める
公式の講座動画で「とても重要」と紹介されていたのが、インサイトです。
上のメニューの「インサイト」か、ダッシュボードの「統計を表示する」から開きます。
統計:自分の作品の売れ方を見る
「統計」のタブでは、データの種類と期間を選んで、自分の作品の売れ方を見られます。
今の画面で選べるデータの種類は、次の6つでした。
統計で選べるデータの種類
- よく売れているアセット
- アクティビティ
- ダウンロード
- 報酬
- 源泉徴収(US)
- その他の支払い
公式の講座動画では、アクティビティを選ぶと、売れた作品の画像、ID、ライセンスの種類、受け取った報酬が並ぶと説明されていました。
期間は13か月以内で選びます。
統計はCSVファイルで書き出せるので、撮影ごとの報酬をまとめることもできます。
最近よく売れているアセット:今週の売れ筋を知る
となりの「最近よく売れているアセット」には、毎週10人のコントリビューターと、その作品が並びます。
写真、イラスト、ベクターで切り替えられ、過去5週分をさかのぼれます。
選ばれ方は、画面の「仕組み」に書かれています。
過去6か月のアップロードだけを対象に、前の週によく売れた200人を出し、アップロードの数に対して売れた割合が高い順に10人を並べるそうです。
同じ人が選ばれるのは、最大で5週間に1回です。
筆者が見た10月12日から18日の週は、写真の上位に、仕事の場面とAIやセキュリティを表した画像が多く並んでいました。
たくさん出している人ではなく、出した数のわりに売れている人が選ばれるので、需要の手がかりになります。
ほかの人の作品の画面なので、この記事には載せていません。
次の1枚を決める前に、ここを見てください。
アップロードされたファイル:審査の流れを追う
作品を出したあとに見るのが、「アップロードされたファイル」です。
上にタブが6つ並んでいて、作品は審査の進み具合でタブを移っていきます。
新規と審査中
アップロードした作品は、まず「新規」に入ります。
タイトルやキーワードを入れて作品を選び、右上の「審査に提出」を押すと、「審査中」へ移ります。
アップロードのやり方は、シリーズの次の記事でまとめます。
保留中と却下
公式の講座動画によると、「保留中」になるのは、リリースが足りないか、無効なときです。
リリースは、写っている人や建物の持ち主から得る使用の許可のことです。
筆者の保留中は13点あります。
審査に通らなかった作品は「却下」に入ります。
講師の栗田さんも、却下は何度も経験していて、学ぶ機会だと受け止めるよう話していました。
筆者の10枚は、6枚が採用、4枚が類似で却下
ここで、筆者が10月14日に出した10枚の結果です。
すべてAdobe Fireflyで作った、京都の季節の風景です。
採用された6枚は、もうダッシュボードのマイポートフォリオに並んでいます。
却下された4枚は、作品ごとの審査の記録を見ると、4枚とも理由が「類似」でした。
理由の説明には、すでにAdobe Stockで公開されている作品と非常によく似ている、と書かれていました。
審査では、構図、色、表現、場面の目に見える違いを重く見る、とも説明されています。
同じ京都の庭を、季節と構図を変えて出したつもりでした。
それでも、似た作品と判断されたものがありました。
似た作品が続くときは、構図より先に題材そのものを変えるのが近道です。
アップロードの問題とリリース情報
「アップロードの問題」には、うまく読み込めなかったファイルが入ります。
「リリース情報」では、これまでに出したリリースの控えを確かめられます。
公式の講座動画では、ここからリリースを新しく作ったり、まとめてアップロードしたりできると説明されていました。
コントリビューターアカウント:売れる前に済ませる設定
上のメニューの「コントリビューターアカウント」には、マイプロファイル、支払い情報、タックス情報、電子メール設定、メンバーIDの5つが並びます。
ここは、作品が売れる前に一度だけ見ておく場所です。
マイプロファイルの表示名
氏名の欄は、外には公開されません。
公開されるのは「表示名」で、作品のページやポートフォリオに出ます。
支払い方法
支払い方法は、PayPal、Payoneer、Skrillの3つから選びます。
筆者の画面では、まだ「選択…」のままでした。
公式ヘルプによると、日本でPayPalを使って受け取るには、プレミアムかビジネスのアカウントが必要です。
タックス情報
いちばん大事なのが、タックス情報です。
税務フォームを出していないと、報酬から最大30%が差し引かれます。
日本に住んでいる人は、W-8BENというフォームを出します。
公式ヘルプの国別の一覧では、日本の画像の源泉徴収率は0%なので、出しておけば差し引かれません。
筆者の画面では、ステータスが「採用」、有効期限は2027年12月31日でした。
電子メール設定
電子メール設定では、審査の日次進捗状況と、収益の日次レポートを受け取るかを選べます。
筆者の画面では、両方にチェックが入っていました。
この記事の見本に使ったFirefly画像は、Creative Cloudのプランに含まれる生成クレジットで作りました。
ただ、道具をそろえても、ポータルを読まずに出し続けると、筆者のように却下が積み上がります。
先に、出したい1枚を決めてから選んでください。
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よくある質問
Q. コントリビューターポータルはどこから開きますか。
「contributor.stock.adobe.com」を開き、Adobe IDでログインします。
コントリビューター登録が済んでいれば、ダッシュボードが表示されます。
Q. ポータルの利用にお金はかかりますか。
かかりません。
コントリビューター登録も、ポータルの利用も無料です。
Q. 支払いはいつ請求できますか。
残高が25ドルを超えてからです。
初めての支払いは、最初に売れた日から45日待つ決まりがあります。
Q. 保留中のまま動きません。
リリースが足りないか、無効なことが原因です。
人や私有地が写った作品なら、リリースを付けてから出し直してください。
Q. アーティストハブが見つかりません。
2026年10月の画面では、ダッシュボードにアーティストハブのリンクはありませんでした。
学び方の案内は、上のメニューの「学習とサポート」にあります。
まとめ
ポータルは、売る側の作業をすべて行う管理画面です。
メニューは5つですが、始めたばかりなら、タックス情報、保留中と却下、よく売れているアセットの3か所を見れば足ります。
筆者は、10枚のうち4枚が「類似」で落ちたことを、ポータルの記録で初めて知りました。
落ちた理由が分かれば、次に出す作品の決め方が変わります。
明日やること
- ポータルを開き、タックス情報が「採用」かを確かめる
- アップロードされたファイルで、保留中と却下の数を数える
- インサイトで、今週よく売れている作品を写真、イラスト、ベクターの順に見る
- 次に作る1枚を決める
この記事は、Adobe Creative Cloud JapanのYouTubeにある「基本を学ぶ!Adobe Stockで始める作品販売」をもとにした、シリーズの1本です。
参考にした動画は次の3本です。
この記事の画面と決まりは、2026年10月19日に確認したものです。
画面と決まりは変わることがあるので、出す前に公式ヘルプも確かめてください。
あわせて読みたい
公式の決まりは、Adobe Stock コントリビューター向けヘルプで確認できます。
この記事の写真と図解について(Adobe Stock)
画面は筆者のアカウント、見本の画像はFireflyで作った
この記事の画面写真は、2026年10月19日に筆者のポータルを撮ったものです。
見本の京都の画像は、筆者がAdobe Fireflyで作り、Adobe Stockの審査に出した10枚です。
そのほかの写真と案内役の黒猫は、Adobe Stockの無料素材です。
図解3点は、画面と審査の記録から作った
メニューの図と審査の流れの図は、今の画面と公式の講座動画を見比べて作りました。
10枚の結果の図は、ポータルの審査の記録をそのまま並べています。
これから始めるなら、どこから手をつけるか
- 手持ちの写真を売るだけなら。
コントリビューター登録は無料で、契約は要りません。 - 写真を整えてから出すなら。
LightroomとPhotoshopが入ったフォトプランが入口です。 - 生成AIやイラストで作るなら。
FireflyやIllustratorがそろったCreative Cloudが候補です。
ツールを買っただけでは何も変わりません。
筆者は5年間で5.30ドルでした。
作りたいものを先に決めてから選んでください。
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