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Premiereで人物の後ろに文字を入れる方法|描画モード「比較(暗)」だけで3ステップ

Premiereで人物の後ろに文字を入れる方法|描画モード「比較(暗)」だけで3ステップ
河合義寛(YoshihiroK)
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Premiereで人物の後ろに文字を入れると、映画のタイトルのように、人が文字の手前を横切る映像になります。

難しそうに見えますが、使うのは描画モードの「比較(暗)」1つだけです。

この記事では、アドビ公式のチュートリアル「簡単に人物の後ろにテキストを入れよう」を、手順も数値もそのとおりに操作しました。

案内役の黒猫
案内役の黒猫です。
今回はPremiereで、
文字を人の奥に回します。
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結論:人物の後ろに文字を入れるのは3ステップ

この記事の結論

  • 文字を入れる:横書き文字ツールで「SUNSET」と入力し、色はFE7B1A、フォントはヒラギノ角ゴシックW8、サイズは220。
  • 長さと位置をそろえる:文字の長さを動画に合わせ、文字の下端を地平線にそろえる。
  • 比較(暗)にする:エフェクトコントロールの「不透明度」から、描画モードを「比較(暗)」に変える。
Premiereで人物の後ろに文字を入れる前と後を並べた画像
左が元の動画、右がチュートリアルの手順どおりに文字を入れたもの。
歩く男性の脚が「SUNSET」の手前を通っています。

この記事を読んだら、手元の動画を1本Premiereに読み込み、ここに書いた3ステップを通してみてください。

人が空や明るい背景の前に立っている動画なら、同じ手順でこの表現ができます。

完成した動画と、操作の録画

まず、できあがった動画です。

完成した動画(27秒・音声なし)。
男性の体が通るところだけ、オレンジの文字が隠れます。

次が、この記事のためにPremiere 2026で操作した様子です。

新規プロジェクトの作成から書き出しまでの操作録画(約55秒・3倍速・音声なし)。

チュートリアルと素材について

元にしたのは、アドビの学習ページにある1分チュートリアルです。

簡単に人物の後ろにテキストを入れよう(Adobe公式)

チュートリアルにも練習用の動画がついていますが、「このチュートリアルの練習目的でのみ使用可能」と書かれています。

そこで記事では、Adobe Stockの無料素材から、夕日の前をリュックの男性が歩く動画を使いました。

公式の素材と同じフルHD(1920×1080)の版を選んでいます。

4K版で作ると、同じ文字サイズ220でも文字が半分の大きさに見えてしまうためです。

なお、Premiereのバージョン25.0以降は、文字の設定がエッセンシャルグラフィックスパネルではなく、プロパティパネルに移っています。

この記事の画面もプロパティパネルです。

手順1:新規プロジェクトを作って動画を読み込む

Premiereを起動し、ホーム画面の「新規プロジェクト」を選びます。

プロジェクト名を「BackgroundText」にして「作成」を押します。

Premiereの新規プロジェクト画面でプロジェクト名をBackgroundTextにしたところ
プロジェクト名を「BackgroundText」に。
保存場所の欄は、記事用に隠しています。

読み込みの画面に切り替わったら、左の「ローカル」から動画のある場所を開き、動画のサムネイルにチェックを入れます。

右の「シーケンスを新規作成する」の名前も「BackgroundText」にして、右下の「読み込み」を押します。

Premiereの読み込み画面で動画にチェックを入れたところ
動画にチェックを入れ、シーケンス名も「BackgroundText」にして読み込みます。

手順2:横書き文字ツールで文字を入れる

ワークスペースを「キャプションとグラフィック」に

画面の右上にある「ワークスペース」のボタンを押し、一覧から「キャプションとグラフィック」を選びます。

右側にプロパティパネルが大きく出て、文字の設定がしやすくなります。

Premiereのワークスペース一覧でキャプションとグラフィックを選ぶところ
ワークスペースの一覧から「キャプションとグラフィック」を選びます。

「SUNSET」と入力して、色・フォント・サイズを決める

ツールパネルの「T」のアイコン(横書き文字ツール)を選び、プログラムパネルの映像の上をクリックして「SUNSET」と入力します。

Premiereで横書き文字ツールを使い映像の上にSUNSETと入力したところ
映像の上に「SUNSET」と入力したところ。
タイムラインの上の段に、文字のクリップができます。

入力した文字を選んだまま、プロパティパネルの「アピアランス」で「塗り」の色の四角をクリックします。

カラーピッカーが開くので、下の欄にFE7B1Aと入れて「OK」を押します。

チュートリアルの指定どおりのオレンジです。

Premiereのカラーピッカーで文字の色をFE7B1Aにしたところ
カラーピッカーの下の欄にFE7B1Aを入力します。

続いて、プロパティパネルの「テキスト」で、フォントを「ヒラギノ角ゴシック」、太さを「W8」、フォントサイズを「220」にします。

チュートリアルでは、太い書体で存在感を出すためにこのフォントを選んでいます。

Premiereのプロパティパネルでヒラギノ角ゴシックのW8を選ぶところ
フォント名を入力すると、太さの一覧が出ます。
W8を選びます。
Premiereのプロパティパネルでフォントサイズを220にしたところ
フォントサイズの数字をクリックして220と入力します。
案内役の黒猫
ツールを選んだら、先に映像をクリック。
そのまま文字を打つと、
キーがショートカットになります。

手順3:文字の長さと位置をそろえる

文字の長さを動画に合わせる

入れたばかりの文字は、数秒の長さしかありません。

タイムラインで文字のクリップの右端をつかみ、下の動画の終わりまで引っぱります。

Premiereのタイムラインで文字のクリップを動画の長さに合わせたところ
上の紫が文字、下が動画です。
文字の右端を、動画の終わりにそろえました。

文字の下端を地平線にそろえる

再生ヘッドを、人物と文字が重なるところへ動かします。

ツールパネルで「選択ツール」(矢印のアイコン)に切り替え、プログラムパネルの文字をドラッグして、文字の下端を地平線に合わせます。

Premiereで文字の下端を地平線に合わせたところ
この時点では、文字はまだ人物の手前にあります。

地平線に合わせるのには理由があります。

次の「比較(暗)」は、背景が暗いところで文字が消えます。

地平線より下の暗い地面に文字がかかると、そこも消えてしまうのです。

手順4:描画モードを「比較(暗)」にする

文字のクリップを選んだまま、エフェクトコントロールパネルを開きます。

「不透明度」の中にある「描画モード」のプルダウンを開き、「比較(暗)」を選びます。

Premiereのエフェクトコントロールで描画モードを比較(暗)にするところ
「不透明度」の「描画モード」から「比較(暗)」を選びます。

これだけで、文字が人物の奥に回り込みます。

Premiereで比較(暗)を適用し人物の後ろに文字が入ったところ
男性の脚が「U」と「N」の手前を通り、文字が奥にあるように見えます。

比較(暗)で文字が奥に見える理由

「比較(暗)」は、文字の色と下の映像の色を比べて、暗いほうを表示する描画モードです。

空はオレンジの文字より明るいので、文字が見えます。

黒いシルエットの人物は文字より暗いので、人物が見えます。

その結果、文字が人物の奥にあるように見えます。

切り抜きやマスクを使わないので、人物が歩いて動いても、自動で追いかけてくれます。

やってみて、つまずいたところ

最初の素材では、ほとんど重ならなかった

最初は、夕日の砂浜を歩く男性の動画で試しました。

手順どおりに作ると、文字の手前に出たのは男性の頭だけでした。

カメラの位置が高く、男性の肩から下が地平線より下に写っていたためです。

そこで、地平線が低く、上半身がまるごと空にかかっている今の動画に替えました。

この表現は、素材選びで仕上がりの大半が決まります。

4K素材だと、文字が小さく見える

同じ素材でも4K版を読み込むと、シーケンスも4Kになります。

その場合、フォントサイズ220は画面に対して半分の大きさです。

チュートリアルどおりの見た目にしたいときは、フルHDの素材を使うか、サイズを倍の440前後にしてください。

文字ツールのまま打つと、ショートカットになる

横書き文字ツールを選んだだけで「SUNSET」と打つと、文字は入らず、キーがPremiereのショートカットとして働きました。

ツールを選んだら、先にプログラムパネルの映像をクリックして、文字を入れる場所を作ってから入力します。

案内役の黒猫
明るい空の前に、
暗い人。
この組み合わせを探すのが近道です。

人物の後ろに文字を入れる素材の選び方

比較(暗)を使うなら、素材は次の3つを満たすものが向いています。

向いている動画

  • 背景が明るい:夕焼けや昼の空など、文字の色より明るい背景。
  • 人物が暗い:逆光のシルエットや、黒っぽい服。
  • 人物が地平線より上に大きく出ている:低い位置から撮った動画だと重なりが大きくなる。

逆に、人物の顔や肌が明るく写っている動画では、文字が人物の上に透けて見えます。

その場合は、マスクで人物を切り抜く別の方法が必要です。

よくある質問

Q. チュートリアルはどこにありますか?

アドビの学習ページ「簡単に人物の後ろにテキストを入れよう」にあります。

練習用の動画もそこからダウンロードできます。

Q. 文字の色を変えてもいいですか?

変えられます。

ただし比較(暗)は暗いほうを表示するので、背景の空より暗い色にしないと文字が見えません。

白は使えないと考えてください。

Q. エッセンシャルグラフィックスパネルが見当たりません。

Premiereのバージョン25.0以降は、文字の設定がプロパティパネルに移っています。

ワークスペースを「キャプションとグラフィック」にすると見つけやすくなります。

Q. 人物が明るく写っている動画でもできますか?

比較(暗)だけでは、明るい部分に文字が透けます。

人物をマスクで切り抜くか、別の素材を選んでください。

Q. 文字は動かせますか?

文字のクリップに位置や不透明度のキーフレームを打てば、動きをつけられます。

描画モードはそのまま効きます。

ほかのアドビ公式チュートリアルの再現記事

Photoshopの文字入れは、Photoshopのテキストの配置や装飾で、チュートリアルどおりに操作しています。

文字を動かす表現は、After Effectsのモーションブラーで文字に「すばやさ」で紹介しています。

Premiereで何ができるかは、Premiereでできることをまとめたページで比べています。

使った動画はAdobe Stockの素材ページで見られます。

Premiereを使うなら、単体プランか無料体験から

動画の編集だけなら、Premiereの単体プランで始められます。

PhotoshopやAfter Effectsも合わせて使うなら、Creative Cloud Proのほうが割安です。

料金や内容は変わることがあるので、必ずリンク先の公式ページで確かめてください。

ただ、ツールを契約しただけでは何も変わりません。

筆者自身、WEBデザインのオンラインスクールに通ったものの、作りたいものが決まっていなかったので1円も稼げませんでした。

まずは無料体験の7日間で、スマホで撮った動画を1本、文字が人の奥に回る形に仕上げてみてください。

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無料体験のあとに課金されないよう止める手順は、Adobe無料体験の解約方法とやり方にまとめています。

まとめ:明るい空と暗い人物で、文字を奥へ

Premiereで人物の後ろに文字を入れるときに押さえることは3つです。

横書き文字ツールで文字を入れ、色・フォント・サイズを決める。

文字の長さを動画に合わせ、下端を地平線にそろえる。

描画モードを「比較(暗)」にする。

Premiereで人物の後ろに文字を入れる手順の保存用まとめカード。文字を入れる、長さと位置、比較(暗)
保存用のまとめカード。

うまくいくかどうかは、素材の選び方で決まります。

明るい空の前に、暗い人物が大きく写っている動画を探してみてください。

この記事の動画と録画について

動画はAdobe Stockの無料素材を使い、Premiere 2026(2026年10月18日時点)で、公式チュートリアル「簡単に人物の後ろにテキストを入れよう」の手順と数値に沿って操作し、画面を録画しました。

スクリーンショットは、操作中のPremiereの画面です。

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「Re:じぶん再起動ノート」運営者
こんにちは、河合義寛(YoshihiroK)です。53歳で早期退職し、54歳のいまはAdobeとブログで人生を再起動中。医療業界30年の営業経験を土台に、50代からの学び直し・デザイン副業・ブログ収益化のリアルを実体験で発信しています。「今からでも遅くない」そんな再スタートを応援するブログです。
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