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Photoshopの風景レタッチ|人を消して空と花を整える3ステップ(公式チュートリアル実践編)

Photoshopの風景レタッチ|人を消して空と花を整える3ステップ(公式チュートリアル実践編)
河合義寛(YoshihiroK)
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Photoshopの風景レタッチは、「写り込んだ人を消す」「空を明るくする」「花と山の色を濃くする」の3つで、旅行写真がぐっと見栄えよくなります。

この記事では、Photoshopに入っている公式チュートリアル「実践編:風景写真をレタッチしてみよう」を、手順も数値もそのとおりに操作しました。

「Photoshop 7つのキホン」シリーズの最終回です。

案内役の黒猫
案内役の黒猫です。
いよいよ最終回、
風景写真のレタッチです。
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結論:Photoshopの風景レタッチは3ステップ

この記事の結論

  • 完成図を確認する:完成図レイヤーの目のアイコンで、前と後を見比べながら進める。
  • 人を消す:削除ツールをブラシサイズ50にして、写り込んだ人をなぞって消す。
  • 空と花を別々に整える:オブジェクト選択ツールで空を選んで露光量、花と山を選んで色相・彩度。
Photoshopの風景レタッチの前と後を並べた画像
左が元の写真、右がチュートリアルの手順どおりにレタッチしたもの。

人が消え、空が明るく、花の色が濃くなりました。

この記事を読んだら、Photoshopのホーム画面の「学ぶ」から「Photoshop 7つのキホン」を開き、「実践編:風景写真をレタッチしてみよう」を1回通してみてください。

ステップは3つです。

チュートリアルの開き方と、写真について

チュートリアルは、Photoshopのホーム画面の左にある「学ぶ」から「Photoshop 7つのキホン」を選ぶと、一覧のいちばん最後にあります。

前回の「実践編:バナーをデザインしてみよう」の最後にある「次のチュートリアル」からも開けます。

専用のサンプル写真が自動で開きますが、「アセットはこのチュートリアルでのみ使用できます」と書かれています。

そこで記事では、Adobe Stockの無料素材から、雰囲気の近い「秩父・羊山公園の芝桜と武甲山」の写真を使い、3000ピクセル幅に縮小して同じ手順を通しました。

操作の録画:人を消してから色を整えるまで

この記事のために、Photoshop 2026で実際に操作した様子です。

風景レタッチの操作録画(約55秒・音声なし)。
削除ツールで人を消し、空に露光量、花と山に色相・彩度をかけています。
削除の処理を待つ時間は詰めています。

手順1:完成図を確認する

チュートリアルのファイルには「完成図」というレイヤーが入っています。

目のアイコンを押して非表示にすると、元の写真が見えます。

作業の途中でも、この目のアイコンで前と後を見比べられます。

記事の写真は自分で用意したものなので、完成図レイヤーはありません。

手順2:削除ツールで人を消す

ブラシサイズ50、2つのチェック

レイヤーパネルで「背景」を選び、左のツールバーから「削除ツール」(キラキラのついたばんそうこうのアイコン)を選びます。

画面上のオプションバーで、ブラシサイズを「50」にします。

チュートリアルには、「全レイヤーを対象」と「各ストローク後に削除」にチェックが入っているか確認するよう書かれています。

Photoshopの削除ツールのオプションバー。全レイヤーを対象と各ストローク後に削除にチェック
オプションバーの2つのチェック。

人の集まりを、上からなぞる

消したい人の上を、ブラシでなぞります。

マウスを離すと「Removing area…」と表示され、しばらくすると人が消えて、まわりの花畑や道が自然につながります。

処理中には「削除では生成AIが使用される場合がありますが、生成クレジットは使用されません」というヒントが出ていました。

Photoshopの削除ツールの処理中に出るヒント
処理中の表示。
生成クレジットは使われない、と書かれている。

録画した環境では、1回なぞるごとに40秒ほどかかりました。

処理中に次をなぞっても反映されなかったので、1か所ずつ終わるのを待つのが確実です。

チュートリアルには、消したいものを囲むようにドラッグして元の位置に戻ると、囲んだ中も塗られて消える、というコツも書かれています。

Photoshopの削除ツールで花畑の人を消す前と後を拡大した画像
上が元の写真、下が削除ツールで人を消したあと(拡大)。
案内役の黒猫
人の集まりは一度に消さず、
グループごとに分けると
きれいに消えました。

手順3:空と花を、別々に整える

空を選んで「露光量」

左のツールバーから「オブジェクト選択ツール」を選びます。

空にカーソルを当てると、AIが空を見分けてピンク色に光ります。

その状態でクリックすると、空だけが選ばれました。

レイヤーパネルのいちばん下、右から4番目のアイコンを押して「露光量」を選びます。

項目 チュートリアルの数値
露光量 +0.86
オフセット -0.1000
ガンマ 0.75
Photoshopの露光量で空を明るくした設定
プロパティパネルの露光量。

花と山を選んで「色相・彩度」

もう一度オブジェクト選択ツールで、今度は花畑にカーソルを当てます。

花と山がまとめてピンク色に光るので、クリックして選びます。

同じアイコンから「色相・彩度」を選び、次の数値にします。

項目 チュートリアルの数値
色相 0
彩度 +49
明度 +17
Photoshopの色相・彩度で花と山の色を濃くした設定
プロパティパネルの色相・彩度。

レイヤーパネルには、空の形をした「露光量」と、花と山の形をした「色相・彩度」が重なりました。

白いところだけに調整がかかり、黒いところには何も起きません。

チュートリアルにも、露光量や彩度などの数値は好みで調整してください、と書かれています。

Photoshopのレイヤーパネル。露光量と色相・彩度の調整レイヤー
空用と、花と山用の調整レイヤー。

やってみて、つまずいたところ

生成AIをオフにしたら、道が消えた

削除ツールのオプションには「自動(生成AIを使用する場合があります)」「生成AIオン」「生成AIオフ」の切り替えがあります。

途中で「生成AIオフ」にして細かくなぞったところ、人と一緒に道まで消え、色がにじんでしまいました。

ヒストリーパネルで「開く」まで戻してやり直し、「自動」のままグループごとになぞったら、自然に消えました。

Photoshopの削除ツールのモード。自動・生成AIオン・生成AIオフ
削除ツールのモード切り替え。

調整レイヤーを選んだままだと、消えない

色を整えたあとに消し残しを直そうとして、なぞっても何も起きませんでした。

レイヤーパネルで「色相・彩度」が選ばれたままだったのが原因で、「背景」を選び直すと消せる状態に戻りました。

等倍で見ると、作り物が残っていた

記事の大きさでは自然に見えましたが、等倍にすると、人を消した跡に柵のような物と、杭のような物が生成されていました。

最後に、その2か所だけ「コンテンツに応じた塗りつぶし」で整えています。

この仕上げはチュートリアルにはない、記事用の手直しです。

よくある質問

Q. 風景レタッチのチュートリアルはどこにありますか?

Photoshopのホーム画面の「学ぶ」から「Photoshop 7つのキホン」を開くと、いちばん最後に「実践編:風景写真をレタッチしてみよう」があります。

Q. 削除ツールで生成クレジットは使いますか?

録画した環境では、処理中に「生成クレジットは使用されません」と表示されていました。

表示は変わることがあるので、作業前に画面で確認してください。

Q. 人が多い写真でもきれいに消せますか?

人の集まりを一度に消すより、グループごとに分けてなぞったほうがきれいでした。

消したあとは必ず拡大して、変な物が生成されていないか確認してください。

Q. 空だけ明るくしたいときは?

オブジェクト選択ツールで空をクリックして選び、露光量の調整レイヤーを作ると、空だけに効きます。

Q. あとから数値を変えられますか?

調整レイヤーなので、レイヤーパネルで露光量や色相・彩度をダブルクリックすれば、いつでも直せます。

不要なものを消す基本は、2つ目の「不要なものを自然に消す」で、空の雰囲気ごと変える方法は6つ目の「空を置き換えて雰囲気を変える」で紹介しています。

Photoshopで何ができるかは、Photoshopでできることをまとめたページで比べています。

元の写真はAdobe Stockの素材ページで見られます。

Photoshopを使うなら、フォトプランが第一候補

写真の編集が中心なら、PhotoshopとLightroomが入ったフォトプランが、いちばん安く始められます。

料金や内容は変わることがあるので、必ずリンク先の公式ページで確かめてください。

ただ、ツールを契約しただけでは何も変わりません。

筆者自身、WEBデザインのオンラインスクールに通ったものの、作りたいものが決まっていなかったので1円も稼げませんでした。

まずは無料体験の7日間で、旅行で撮った写真を1枚、この3ステップで整えてみてください。

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まとめ:旅行の写真を1枚、整えてみる

Photoshopの風景レタッチで押さえることは3つです。

完成図で前と後を見比べる。

削除ツールで、写り込んだ人をグループごとに消す。

空は露光量、花と山は色相・彩度で、別々に整える。

Photoshopの風景レタッチの保存用まとめカード。完成図を確認、削除ツールで消す、空と花を別々に
保存用のまとめカード。

これで「Photoshop 7つのキホン」の10本を、すべて記事にしました。

この記事の写真と録画について

写真はAdobe Stockの無料素材を使い、Photoshop 2026(2026年10月18日時点)の公式チュートリアル「実践編:風景写真をレタッチしてみよう」の手順と数値に沿って操作し、画面を録画しました。

スクリーンショットは、操作中のPhotoshopの画面です。

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「Re:じぶん再起動ノート」運営者
こんにちは、河合義寛(YoshihiroK)です。53歳で早期退職し、54歳のいまはAdobeとブログで人生を再起動中。医療業界30年の営業経験を土台に、50代からの学び直し・デザイン副業・ブログ収益化のリアルを実体験で発信しています。「今からでも遅くない」そんな再スタートを応援するブログです。
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