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Photoshopの削除ツールで不要なものを消す|人まで丸ごと消した2つの手順を録画で解説

Photoshopの削除ツールで不要なものを消す|人まで丸ごと消した2つの手順を録画で解説
河合義寛(YoshihiroK)
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Photoshopの削除ツールを使うと、写真に写り込んだいらないものを、なぞるだけで消せます。

人のように大きなものは、「被写体を選択」で囲んでから「削除」を押すと、周りの景色で自然に埋まります。

この記事では、Adobe Stockの海辺の写真で、岩の一部と歩いている人を実際に消した手順を、操作録画とスクリーンショットで紹介します。

案内役の黒猫
案内役の黒猫です。
「7つのキホン」の2つ目、
写真のいらないものを消す方法です。
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結論:消したい物の大きさで、やり方を2つに分ける

この記事の結論

  • 小さな物は「削除ツール」でなぞる。
    ブラシは消したい物より少し大きめにする。
  • 人や大きな物は「選択範囲」→「被写体を選択」で囲み、
    下に出るバーの「削除」を押す。
  • 髪の毛やかかとなど、細かい跡が残ったら、
    削除ツールでもう一度なぞる。
Photoshopの削除ツールで消す前の写真。海辺の岩場を歩く人
消す前の写真(Adobe Stockの無料素材)。
手前の岩の帯と、歩いている人を消します。
Photoshopの削除ツールで人と岩を消したあとの海辺の写真
消したあと。
人も岩の帯もなくなり、波と空だけの写真になりました。

この記事を読んだら、手元の写真から「電線」や「ゴミ」のような小さなものを1つだけ選んで、削除ツールでなぞってみてください。

1回なぞれば、何が起きるかが分かります。

操作の録画:岩の帯と人を消す

この記事のために、Photoshop 2026で実際に操作した様子です。

削除ツールの操作録画(約1分36秒・音声なし)。
前半は削除ツールで岩の帯をなぞり、後半は被写体を選択して人を消しています。
待ち時間は詰めています。

手順1:Photoshopの削除ツールで小さな物をなぞって消す

Photoshopの削除ツールは、修復ブラシの仲間

左のツールバーで、絆創膏の形をしたアイコンを右クリックします。

「スポット修復ブラシツール」「削除ツール」「修復ブラシツール」などが並ぶので、「削除ツール」を選びます。

キーボードなら J キーで、この仲間のツールに切り替わります。

Photoshopの削除ツールが入っている修復ブラシの仲間のメニュー
絆創膏のアイコンを右クリックすると、削除ツールが出てきます。

初めて選ぶと、「削除」内の生成AIの説明が出ました。

削除ツールには、生成AIを「常にオン」「常にオフ」「自動」で切り替える設定があり、初期値は「自動」です。

Photoshopの削除ツール内の生成AIの説明。常にオン、常にオフ、自動から選べる
初めて削除ツールを選んだときに出た説明。

ブラシは、消したい物より少し大きくする

画面上のオプションバーに、ブラシの「サイズ」があります。

最初は19ピクセルと小さかったので、キーボードの ] キーを何度か押して125ピクセルまで大きくしました。

[ キーで小さくなります。

ブラシが小さいと、消したい物の輪郭が残りやすくなります。

物の幅より一回り大きいくらいが目安です。

はみ出すようになぞって、手を離す

Photoshopの削除ツールで岩の帯をなぞったところ。なぞった部分がピンク色になる
岩の帯をなぞると、なぞった部分がピンク色になります。

消したい物の上をなぞると、通った場所がピンク色になります。

手を離すと処理が始まり、数秒から十数秒で周りの波になじむ形で埋まりました。

オプションバーの「各ストローク後に削除」にチェックが入っていると、なぞるたびに処理されます。

Photoshopの削除ツールで岩の帯を消したあと、左端に残った小さな跡をもう一度なぞるところ
岩の帯はほぼ消え、左端に少し残った部分をもう一度なぞりました。

1回目で、岩の帯の左端が少しだけ残りました。

こういうときは、残った部分だけを小さくなぞり直します。

2回なぞり直したところで、完全に波だけになりました。

案内役の黒猫
一度で完璧を狙わなくて大丈夫。
残ったところを、少しずつなぞり直せばいいんです。

手順2:人のような大きな物は「被写体を選択」から消す

人を丸ごとなぞって消すこともできますが、範囲が大きいと塗り残しが出やすくなります。

大きな物は、先に選択範囲で囲んでから消すほうが確実です。

「選択範囲」メニューの「被写体を選択」

Photoshopの選択範囲メニュー。被写体を選択、空を選択が並ぶ
「選択範囲」メニュー。
「被写体を選択」の下には「空を選択」もあります。

画面上の「選択範囲」メニューから「被写体を選択」を選ぶと、Photoshopが写真の主役を自動で見つけて囲みます。

今回は数秒で、人の輪郭に沿った点線が出ました。

下に出るバーの「削除」を押す

Photoshopで被写体を選択して人を囲んだ画面。下のバーに生成塗りつぶしと削除のボタン
人が選択されると、画面の下にバーが出ます。
「生成塗りつぶし」と「削除」が並んでいます。

選択すると、画面の下に「コンテキストタスクバー」と呼ばれる小さなバーが出ます。

ここに「生成塗りつぶし」と「削除」のボタンが並んでいるので、「削除」を押します。

Photoshopの削除の処理中の画面。削除では生成AIが使用されますが生成クレジットは使用されませんとヒントが出る
処理中の画面に、生成クレジットは使われないというヒントが出ました。

処理中の画面には、「削除では生成AIが使用されますが、生成クレジットは使用されません」というヒントが出ました。

生成塗りつぶしは生成クレジットを使うので、ただ消したいだけなら「削除」を選ぶほうが、クレジットを節約できます。

今回は、30秒ほどで人が消えました。

消した部分は新しいレイヤーとして作られ、元の写真はその下に残っています。

髪の毛の跡が残ったら、削除ツールでなぞる

Photoshopで人を削除したあと、空に髪の毛の跡が薄く残った画面
人は消えましたが、空に髪の毛の跡が薄く残りました。

人は消えましたが、空に髪の毛の輪郭が薄く残りました。

被写体を選択したときに、風になびいた細い髪までは選択範囲に入っていなかったためです。

削除ツールに戻ってこの跡を2回なぞると、空はきれいになりました。

最後に等倍で全体を見直したら、波の中にかかとの跡が1点だけ残っていました。

これも削除ツールで1回なぞって消しています。

縮小した画面では見えない跡もあるので、仕上げに一度は拡大して確かめてください。

削除ツール・生成塗りつぶし・コンテンツに応じた塗りつぶしの違い

Photoshopには、物を消す機能がいくつもあります。

迷ったら次の表で選んでください。

機能 向いている場面 生成クレジット
削除ツール 電線、ゴミ、小さな人影など。
なぞるだけで消したいとき
使わない
(処理中のヒントで確認)
選択範囲+「削除」 人や車など大きな物を、
まとめて消したいとき
使わない
(同上)
生成塗りつぶし 消したあとに別の物を描きたいとき。
言葉で指示できる
使う
コンテンツに応じた塗りつぶし 生成AIを使わずに、
周りの模様で埋めたいとき
使わない

生成クレジットの扱いは、契約しているプランや時期で変わることがあります。

この表は、2026年10月15日にPhotoshop 2026で操作したときの表示をもとにしています。

うまく消えないときの3つの原因

ブラシが小さく、輪郭が残る

消したい物の輪郭ぎりぎりをなぞると、影や縁が残ります。

ブラシを ] キーで大きくし、周りまで少しはみ出すようになぞってください。

背景が複雑で、不自然な模様になる

人混みや看板の文字のように、後ろが複雑な場所では、埋めた部分に不自然な模様が出ることがあります。

何度か取り消してなぞり直すと、結果が変わることがあります。

オプションバーで生成AIのモードを「常にオン」にするのも一つの手です。

別のレイヤーを選んでいる

削除ツールは、選んでいるレイヤーの上で働きます。

文字や別の写真のレイヤーを選んだままだと、思った場所が消えません。

レイヤーパネルで、消したい物が写っているレイヤーを選んでから作業します。

消す前に知っておきたいこと

物を消す機能はとても便利ですが、使い方には気をつけたい点もあります。

報道写真や、商品の状態を伝える写真から都合の悪いものを消すと、見る人をだますことになります。

消すのは、写り込んだゴミや通行人など、写真の伝えたいことと関係のないものにとどめましょう。

また、他人が撮った写真を加工して使うときは、その写真の利用条件を必ず確かめてください。

この記事の写真は、加工して使えるAdobe Stockの無料素材です。

よくある質問

Q. Photoshopの削除ツールはどこにありますか?

左のツールバーの絆創膏のアイコンを右クリックすると出てきます。

キーボードの J キーでも、この仲間のツールに切り替わります。

Q. 削除ツールが使えない、見つからないときは?

古いバージョンのPhotoshopには削除ツールがありません。

Creative Cloudのアプリから、Photoshopを最新版に更新してください。

Q. 人を消すのに生成クレジットはかかりますか?

2026年10月15日に試したときは、選択範囲から「削除」を押すと「生成クレジットは使用されません」と表示されました。

生成塗りつぶしを使った場合は、生成クレジットを使います。

Q. 消した部分を元に戻せますか?

command+Z(WindowsはCtrl+Z)で取り消せます。

選択範囲から削除した場合は、消した部分が別のレイヤーになるので、そのレイヤーを非表示にすれば元の写真が見えます。

Q. iPhoneの写真でもできますか?

パソコンに取り込めば、同じ手順で消せます。

サイズが大きい写真は処理に時間がかかるので、先に縮小しておくと速くなります。

Photoshop「7つのキホン」を実際に操作するシリーズ
  1. ワークスペースの基本
  2. 1 写真のサイズを変える
  3. 2 不要なものを自然に消す(この記事)
  4. 3 2つの画像を合成
  5. 4 生成AIで画像を編集
  6. 5 写真の色を整える
  7. 6 空を置き換えて雰囲気を変える
  8. 7 テキストの配置や装飾
  9. 実践編:バナーをデザイン
  10. 実践編:風景写真をレタッチ

写真を縮小する方法は、1つ目の「写真のサイズを変える」で紹介しています。

Photoshopで何ができるかは、Photoshopでできることをまとめたページで、編集の前後を動画で比べています。

削除ツールの詳しい仕様は、Adobe公式ヘルプの削除ツールのページにも載っています。

Photoshopを使うなら、フォトプランが第一候補

写真の編集が中心なら、PhotoshopとLightroomが入ったフォトプランが、いちばん安く始められます。

料金や内容は変わることがあるので、必ずリンク先の公式ページで確かめてください。

ただ、ツールを契約しただけでは何も変わりません。

筆者自身、WEBデザインのオンラインスクールに通ったものの、作りたいものが決まっていなかったので1円も稼げませんでした。

まずは無料体験の7日間で、手元の写真から1つだけ、いらないものを消してみてください。

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無料体験のあとに課金されないよう止める手順は、Adobe無料体験の解約方法とやり方にまとめています。

まとめ:今日は小さなものを1つだけ消してみる

Photoshopの削除ツールで押さえることは3つです。

小さな物は、ブラシを大きめにしてなぞる。

人や大きな物は、被写体を選択してから「削除」を押す。

残った跡は、拡大して見つけて、もう一度なぞる。

Photoshopの削除ツールの保存用まとめカード。小さな物、人や大きな物、残った跡の3つ
保存用のまとめカード。

次は「7つのキホン」の3つ目、2つの画像を合成する方法を記事にする予定です。

この記事の写真と録画について

写真はAdobe Stockの無料素材を使い、Photoshop 2026(2026年10月15日時点)で実際に操作して、画面を録画しました。

スクリーンショットはすべてその録画から切り出しています。

処理を速くするため、写真は作業の前に横3000ピクセルに縮小しました。

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「Re:じぶん再起動ノート」運営者
こんにちは、河合義寛(YoshihiroK)です。53歳で早期退職し、54歳のいまはAdobeとブログで人生を再起動中。医療業界30年の営業経験を土台に、50代からの学び直し・デザイン副業・ブログ収益化のリアルを実体験で発信しています。「今からでも遅くない」そんな再スタートを応援するブログです。
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