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Fireflyの商用利用は大丈夫?著作権で困らない理由3つと注意点4つ【2026年10月】

Fireflyの商用利用は大丈夫?著作権で困らない理由3つと注意点4つ【2026年10月】
河合義寛(YoshihiroK)
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Adobe Fireflyで作った画像を、ブログやチラシ、仕事の資料に使っていいのか。

生成AIの著作権が気になって、手が止まっている人は多いと思います。

筆者は以前、WEBデザインのオンラインスクールに通いましたが、作りたいものが決まらないまま1円も稼げませんでした。

道具を持っていることと、安心して使いこなせることは別だと、そのとき知りました。

この記事では、アドビ公式の5分の解説動画と公式サイトの説明をもとに、Fireflyの商用利用が「なぜ安全と言えるのか」と「使う前に何を確かめるか」をまとめます。

案内役の黒猫
案内役の黒猫です。
今回は、Fireflyの
著作権の話をします。
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結論:Fireflyの商用利用はできる。条件は「アドビモデル」で作ること

この記事の結論

  • アドビは、Fireflyのアドビモデルで作ったものは商用利用に適していると説明している。
  • 理由は学習データ。
    許可を得たAdobe Stockの素材と、著作権が切れた作品だけで学習している。
  • ただし、他社のパートナーモデルで作ったものは、使う人が自分で判断する。
  • 似ているものを作らない工夫と、目での確認は、使う人の仕事。

この記事を読んだら、次にFireflyを開いたとき、まず画面のモデルが「アドビモデル」になっているかを確かめてください。

筆者がFireflyを操作したときは、画像でも動画でも、初期設定は他社のモデルでした。

Fireflyの商用利用を確かめながらパソコンとスマホで作業する人
作った画像を仕事で使う前に、確かめることがあります。

アドビ公式の5分の解説動画

この記事のもとにした、アドビ公式のアニメーション動画です。

生成AIと著作権の考え方が、キャラクターの会話で5分ほどにまとまっています。

動画を見る時間がない人のために、ここから要点を図にして説明します。

生成AIと著作権は「学習」と「利用」の2段階で考える

動画ではまず、生成AIと著作権を2つの段階に分けて考えるのが一般的だと説明しています。

1つ目は、たくさんの画像を集めてAIに覚えさせる「学習の段階」です。

2つ目は、できあがったAIに指示文を入れて画像を作る「利用の段階」です。

1. 学習の段階 たくさんの画像を集めて、 AIに覚えさせる 作るのはAIの開発元 2. 利用の段階 指示文から画像を作って、 仕事やブログで使う 使うのは自分 他人の作品に似たものを使うと問題になる
図1:生成AIと著作権は、2つの段階に分けて考えます。
使う側が気をつけるのは、右の「利用の段階」です。

使う側が気をつけるのは、利用の段階です。

作った画像が他人の作品に似ているのに、そのまま使うと、著作権侵害を問われることがあります。

似ていると気づけば使わずに済みますが、気づかないまま使ってしまうのが怖いところです。

生成AIの著作権とFireflyの商用利用について本で調べる人
著作権の考え方は、まず「2段階」で整理すると分かりやすくなります。

似ていても著作権侵害にならない2つの場合

動画では、似ていても著作権侵害にならない場合が2つあると説明しています。

似ていても、著作権侵害にならないとされる2つの場合 1 作者の許可を得て学習した 許可がある作品なら、 似ても問題にならない 2 その作品を学習していない 見ていない作品に偶然 似ても、真似したことにならない
図2:アドビ公式の動画で説明されている2つの場合。
だから、AIが何を学習したかが分かることが大切になります。

1つは、作者から利用の許可を得たうえで学習している場合です。

もう1つは、その作品をそもそも学習していない場合です。

著作権侵害が成り立つには、その作品を見たことがあり、そのうえで許可なく真似したことが条件になる、という説明でした。

つまり、AIが何を学習したのかが分かれば、使う人は自分でリスクを判断できます。

なお、この記事は法律の助言ではありません。

実際の判断は個別の事情で変わるので、迷う案件は専門家に相談してください。

Fireflyが学習しているデータは2種類だけ

アドビによると、Fireflyのアドビモデルが学習しているのは、大きく2種類です。

Fireflyが学習するもの 著作権が切れた作品 パブリックドメイン 似ても問題なし Adobe Stockの素材 投稿者の許可を得たもの 似ても問題なし 学習しないもの ネットから集めた 画像やイラスト 学習していないので 似ても侵害にならない
図3:Fireflyの学習データは2種類。
アドビは、学習に使ったStockの素材を誰でも見られる形で公開しています。

1つは、著作権が切れた作品や、著作権のない作品(パブリックドメイン)です。

もう1つは、Adobe Stockの素材のうち、投稿したクリエイターから許可を得たものです。

インターネットから画像を集めて学習することはしない、とアドビは説明しています。

さらに、学習に使ったStockの素材は公開されているので、誰でも確かめられます。

Adobe Stockの審査も厳しくなっている

Adobe Stockには、毎日たくさんの作品がアップロードされます。

動画によると、アドビは審査の担当者を3倍に増やし、AIで作った作品が人の作品として紛れ込まないよう、監視の仕組みも強めたそうです。

Stockの中のAI生成物は、担当者が適切と判断したもの以外、学習データから外しているとも説明しています。

筆者も、Adobe Stockに写真を出しているコントリビューター(素材の投稿者)で、これまでに220点が採用されています。

アドビは、Fireflyの学習に作品が使われたStockのコントリビューターに報酬を支払うと約束しています。

アドビ公式に書かれている「商用利用」の範囲

Fireflyのプランを比較するページのよくある質問に、商用利用について2つの答えが載っています(2026年10月18日に確認)。

質問 公式の答えの要点
商用利用に適していますか? FireflyのAIモデルで作ったものは、商用利用に適している。
パートナーモデルで作ったものは、利用者が自分で判断する。
「商用利用」とは? 商品の販売、印刷物やデジタルの販促物の作成など、商業的な活動を生むすべての利用。
補償はありますか? 対象となるエンタープライズ(大企業向け)の顧客は、一部の生成物について知的財産の補償を受けられる。

ブログのアイキャッチ、お店のチラシ、副業で納める画像も、商業的な活動に入ります。

一方で、補償があるのは一部の法人向け契約だけです。

個人や小さなお店で使うなら、何かあったときに守ってもらえるわけではないので、次の4つの注意点を自分で押さえておきましょう。

注意点1:初期設定が他社のモデルになっていることがある

いちばん見落としやすいのが、モデルの選択です。

Fireflyの画面では、アドビのモデルと、GoogleやOpenAIなど他社のモデルを切り替えて使えます。

アドビモデル Firefly Image・Firefly Video など 商用利用に適している 学習データは許可済みと著作権切れ パートナーモデル GoogleやOpenAIなど他社のモデル 使う人が自分で判断する 学習データはアドビの説明の対象外
図4:同じFireflyの画面でも、モデルによって扱いが違います。
商用で使うなら、左のアドビモデルを選びます。

筆者のアカウントで操作したときは、2026年10月14日の画像生成ではGoogleの「Gemini」、10月18日の動画生成ではGoogleの「Veo 3.1」が最初から選ばれていました。

どちらもパートナーモデルで、そのまま作ると、アドビの商用利用の説明の対象外になります。

Fireflyの商用利用のためにモデル一覧でアドビモデルを選ぶ画面
動画生成のモデル一覧(2026年10月18日)。
上がアドビモデルで「商用利用可能」と表示されています。

一覧では、アドビモデルに「商用利用可能」と表示されます。

画像なら「Firefly Image」、動画なら「Firefly Video」から始まる名前を選んでください。

案内役の黒猫
モデルは毎回確認。
前回の選択が
残るとは限りません。

注意点2:参照画像や指示文に、他人の作品を入れない

Fireflyには、指示文のほかに、構図やスタイルの手本になる画像(参照画像)を読み込む機能があります。

動画でも、プロンプト以外に構図やスタイルを指定する手段があることを紹介していました。

便利な反面、ここに他人のイラストや写真を入れると、似た画像ができやすくなります。

指示文と参照画像のルール

  • 参照画像には、自分で撮った写真や、使う権利がある素材だけを使う。
  • 指示文に、作家名や作品名、キャラクター名を入れない。
  • 会社のロゴや商品名など、他社の商標も入れない。

動画の最後では、人が主体性を持ってAIを扱えば、AIが勝手に侵害したという事態を避けることにつながる、とまとめていました。

何を作るかを決めるのは、AIではなく使う人です。

Fireflyの商用利用の前に自分で撮った写真をパソコンで確かめる親子
参照画像には、自分で撮った写真を使うのが安心です。

注意点3:実在の場所やロゴに似ていたら使わない

アドビモデルでも、実在するものに似た画像が出ることはあります。

筆者は2026年10月14日、Adobe Stockに出す画像をFireflyのアドビモデル(Firefly Image 4 Ultra)で作りました。

日本の山里を頼んだところ、合掌造りの集落、つまり白川郷によく似た画像になり、電線も写り込みました。

2回作り直しても似たままだったので、山里はやめて、雪をかぶった椿に題材を変えました。

学習データが安全でも、できあがった画像が実在の場所や建物、人物、ロゴに似ていれば、著作権とは別の問題が出ることがあります。

人の顔なら肖像権、ロゴなら商標の問題です。

作ったら、必ず等倍で見て「何かに似ていないか」を確かめてください。

注意点4:AIで作ったことを隠さない

Fireflyで作った画像には、AIで作ったことが分かる情報(コンテンツクレデンシャル)が自動で付く、とアドビは説明しています。

公開する場所のルールにも合わせましょう。

AIで作ったことの伝え方

  • Adobe Stockに出すとき:アップロード画面で「生成AIツールで作成」をオンにする必要があった(2026年10月14日に筆者が出品したとき)。
  • Instagramに載せるとき:投稿画面の「AIラベル」を付ける。
  • 納品するとき:AIで作った画像であることを、相手に先に伝えておく。

隠して使うより、先に伝えておくほうが、あとで揉めずに済みます。

使う前に確かめる5つのこと

  1. モデルは「アドビモデル」になっているか。
  2. 参照画像は、自分の写真か、使う権利のある素材か。
  3. 指示文に、作家名・作品名・キャラクター名・ロゴを入れていないか。
  4. できた画像が、実在の場所・人物・ロゴに似ていないか(等倍で見る)。
  5. 公開する場所のAIラベルや、納品先への説明を忘れていないか。

この5つは、Fireflyの商用利用で毎回できる確認です。

慣れれば1分もかかりません。

Fireflyの商用利用の確認リストを使う白い机の上のパソコンとスマホ
作業の前に、5つの確認をひとまわり。

よくある質問

Q. Fireflyの商用利用は、無料プランで作った画像でもできますか?

アドビの公式の説明は、「FireflyのAIモデルで作ったものは商用利用に適している」というものです。

プランの種類による違いは、プラン比較ページのよくある質問には書かれていませんでした。

使う前に、Fireflyの利用条件を確かめてください。

Q. 作った画像の著作権は、自分のものになりますか?

アドビは、Fireflyで作ったものの所有権をアドビが主張することはない、と約束しています。

ただ、AIで作ったものに著作権が認められるかは、人がどれだけ創作に関わったかで変わるとされ、一律ではありません。

Q. 自分がアップロードした画像は、Fireflyの学習に使われますか?

アドビは、Fireflyの学習にユーザーのコンテンツを使うことはない、と約束しています。

Q. パートナーモデルは使ってはいけないのですか?

使ってはいけないわけではありません。

ただ、商用で使えるかは利用者が判断する、と公式に書かれています。

仕事で使う画像は、アドビモデルで作るほうが説明しやすくなります。

Q. Photoshopの生成塗りつぶしも同じ考え方ですか?

Photoshopの生成塗りつぶしも、アドビの生成AIの機能です。

使っているモデルの表示を確かめ、この記事の5つの確認をそのまま当てはめてください。

関連する記事

Fireflyでできることの全体は、Adobe Fireflyでできることを6つ試したページで紹介しています。

写真1枚を動画にする手順は、Fireflyで画像から動画生成するやり方にまとめました。

Fireflyで作った画像をAdobe Stockに出す話は、Adobe Stockのコントリビューター登録と売り方に書いています。

この記事の公式の説明は、Adobe Firefly「プランを比較」のよくある質問と、アドビ公式ブログの解説記事で確かめられます。

Fireflyを仕事で使うなら、まず無料の範囲で試す

Fireflyは、プランに入らなくても1日の回数の範囲で使えます。

まずは無料の範囲で、モデルの切り替えと5つの確認を一度やってみてください。

毎月たくさん作るようになってから、有料プランを考えれば十分です。

料金や条件は変わることがあるので、必ずリンク先の公式ページで確かめてください。

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PhotoshopやIllustratorでも生成AIを使うなら、Creative Cloud Proのほうがまとまります。

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AIで作るより、人が撮った写真を使いたい場面もあります。

人物の写真や、日本の街並みの写真は、Adobe Stockの素材を使うほうが確実です。

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まとめ:Fireflyの商用利用は、モデル選びと目での確認で安心できる

Fireflyの商用利用で押さえることをまとめます。

アドビモデルは、許可を得たStockの素材と著作権切れの作品だけで学習しているので、商用利用に適していると公式に説明されています。

ただし、初期設定が他社のモデルのことがあり、補償も一部の法人向けだけです。

モデルを確かめ、他人の作品を入れず、できた画像が何かに似ていないかを自分の目で見る。

この3つを毎回やれば、著作権の心配で手が止まることは減ります。

Fireflyの商用利用の保存用まとめカード。安全な理由3つと使う前の注意点4つ
保存用のまとめカード。

道具が安全に作られていても、何を作るかを決めるのは使う人です。

まずは次にFireflyを開いたとき、モデルの表示を確かめるところから始めてみてください。

この記事の画像と出典について

写真4点は、Adobe Stockの無料素材です。

図解4点とまとめカードは、公式の説明をもとに筆者が作りました。

モデル一覧の画面は、2026年10月18日に筆者のアカウントで撮影したものです。

出典は、アドビ公式のYouTube動画「生成AIと著作権?5分で分かるAdobe Fireflyの安全な商用利用のための設計」、アドビ公式ブログ(2024年11月21日)、Adobe Firefly「プランを比較」のよくある質問(2026年10月18日に確認)です。

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こんにちは、河合義寛(YoshihiroK)です。53歳で早期退職し、54歳のいまはAdobeとブログで人生を再起動中。医療業界30年の営業経験を土台に、50代からの学び直し・デザイン副業・ブログ収益化のリアルを実体験で発信しています。「今からでも遅くない」そんな再スタートを応援するブログです。
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