ものの見方検定の要約|54歳が「最悪」を人生のネタに変えて気づいたこと【図解4点】

「なんで、こんなことになったんやろう?」
人生が思い通りに進まないと、誰だってそう思います。
仕事、副業、人間関係、趣味、挑戦。
私自身、うまくいったこともあれば、恥ずかしいくらい失敗したこともあります。
そんな54歳の私が、ひすいこたろうさんの『ものの見方検定 「最悪」は0.1秒で「最高」にできる!』を読んで感じたのは、とてもシンプルなことでした。
人生を変えるのは、出来事ではなく「その出来事をどう見るか」なのかもしれない。
人生の後半戦を生きる私には、とても刺さる考え方でした。
しかし0.1秒て。
私の老眼のピント合わせより速いがな。
この記事で分かること
ものの見方検定の要約(3分で読める4つのポイント)
54歳の私が、4つの失敗に当てはめてみた結果
嫌なことが起きた日に使う3つの質問
Audible版で、どの章から聴けばいいか
今日は『ものの見方検定』の要約です。
一緒に見ていきましょう。
- 結論:ものの見方検定の要約は「事実は変えられなくても、意味は自分で選べる」
- 『ものの見方検定』はどんな本か
- 3分でわかる、ものの見方検定の要約
- 私は「成功ばかりの人生」ではなかった
- 失敗1:YouTubeのAdSense取消も、今なら「最高の教材」
- 失敗2:Webデザインスクールで「1円も稼げなかった」
- 失敗3:富士ヒルでブロンズを取れなかった。でも自転車は今も好きだ
- 失敗4:「熱しやすく冷めやすい」を別の角度から見る
- 早期退職も「人生終了」ではなく、第二章の始まりだった
- 失敗したとき「おもしろくなってきたぞ」と言えるか
- 嫌なことが起きた日に使いたい3つの質問
- Audible版で聴くなら、どの章から聴くか
- 書籍情報とAudible版
- よくある質問
- まとめ:人生は何歳からでも「意味」を変えられる
- この記事の写真と図解について(Adobe Stock)
結論:ものの見方検定の要約は「事実は変えられなくても、意味は自分で選べる」
この本を一言で表すなら、「事実は変えられなくても、意味は自分で変えられる」という本です。
失敗した。
会社を辞めた。
挑戦したけれど、うまくいかなかった。
目標に届かなかった。
こうした出来事は消せません。
しかし、「失敗だった」と決めるのか、「次につながる経験だった」と考えるのかは、自分で選ぶことができます。
私はこの考え方を読んで、自分の54年間を少し違う角度から見ることができました。
この記事の結論
嫌なことが起きたら、まず感情はそのまま受け止める。
少し落ち着いたら「これでよかったとしたら?」と1回だけ自分に聞く。
答えが出たら、次の行動を1つだけ決める。
『ものの見方検定』はどんな本か
著者のひすいこたろうさんは、名言や偉人の話をもとに「ものの見方」を伝えてきた作家です。
本書は、30冊の執筆を通して追い求めてきた「明るく生きるためのものの見方」を、クイズ形式でまとめた一冊だと版元は紹介しています。
出版社は祥伝社です。
クイズ形式なので、読みながら「自分ならどう答えるか」を考えることになります。
ここが、ただ読み流す本と違うところです。
章は5つで、天才たちの見方、お金の見方、夢を叶える見方、マイナスがプラスに反転する見方、人生の見方、と進みます。
Audible版もあり、ナレーターの岡部悟さんが朗読しています。
再生時間は約4時間9分です。
3分でわかる、ものの見方検定の要約
ここからは、私が本書から受け取ったことを、自分の言葉で4つにまとめます。
本の文章の引き写しではなく、私の読み方です。
私が持ち帰った4つのポイント
1. 問題を「人生のネタ」に変える
2. ないものではなく、あるものを見る
3. 短所や失敗を、別の角度から見る
4. 過去の意味は、未来の行動で変えられる
私が特に好きなのは、「これでよかったとしたら?」と自分に問いかける考え方です。
嫌な出来事が起きた直後は、そんなふうに思えないこともあります。
でも、少し時間を置いて、「この経験が将来役立つとしたら?」と考える。
すると、不思議と次の行動が見えてきます。
「これでよかった」と思えるまでの時間は、人によってちゃいます。
私は、晩ごはんを食べるまでかかります。
私は「成功ばかりの人生」ではなかった
私は約30年間、医療業界の営業として仕事をしてきました。
医薬品卸から始まり、検査機器、医療機器メーカーへ転職。
営業表彰をいただいたこともあります。
管理職にもなりました。
フルマラソンでは3時間52分で完走したこともあります。
ここだけ切り取れば、「順調な人生ですね」と思われるかもしれません。
でも、もちろんそんなことはありません。
むしろ私は、興味を持ったら、とりあえず挑戦してしまう人間です。
その分、失敗もかなりしています。
ここからは、その失敗を本書の見方で1つずつ眺め直してみます。
失敗1:YouTubeのAdSense取消も、今なら「最高の教材」
以前、私はYouTubeにも挑戦しました。
結果はどうなったか。
AdSenseを取り消されました。
当時は「せっかく頑張ったのに」と思いました。
普通に考えれば失敗です。
でも『ものの見方検定』の考え方を使うなら、違う見方ができます。
YouTubeで失敗したから、ひとつの場所に頼る怖さを知った。
規約を理解する大切さを学んだ。
自分の資産になるブログを持とうと思えた。
そう考えると、意味が変わります。
YouTubeで失敗した経験が、いま運営しているブログにつながっている。
だったら、あの失敗は本当に失敗だったのでしょうか。
失敗2:Webデザインスクールで「1円も稼げなかった」
Webデザインのオンラインスクールにも通いました。
IllustratorやPhotoshopも勉強しました。
ところが、受講しただけでは1円も稼げませんでした。
これも、その瞬間だけを見れば失敗です。
お金を払ったのに回収できなかったと考えれば、悔しい。
でも今は、ブログ運営でAdobeのアプリを使っています。
画像を作ったり、図解を考えたり、Adobe関連の記事を書いたりしています。
昔学んだことが、何年も経ってからつながりました。
ここで気づきます。
人生には「回収まで時間のかかる経験」がある。
学んだ瞬間に結果が出ないからといって、無駄とは限らないのです。
失敗3:富士ヒルでブロンズを取れなかった。でも自転車は今も好きだ
ロードバイクでは、富士ヒルクライムに2回挑戦しました。
目標はブロンズ。
半年以上トレーニングしました。
でも、目標は達成できませんでした。
当時は悔しかった。
「こんなに練習したのに」と思いました。
それでも今、ロードバイクには乗っています。
50km、60km、70km。
山にも登ります。
よく考えると、「ブロンズを取る」という結果だけがロードバイクの価値ではありません。
健康、景色、達成感、仲間、挑戦。
得たものはたくさんあります。
目標に届かなかったことは、努力が無駄だったことと同じではなかったのです。
脚に残るのはええけど、最近はお腹にも少し残ってます。
失敗4:「熱しやすく冷めやすい」を別の角度から見る
私は、自分の弱点を聞かれたら、「熱しやすく、冷めやすいところ」と答えます。
以前なら、「継続力がない」「また途中でやめてしまった」と考えていました。
でも見方を変えると、「新しいことへの好奇心が強い」とも言えます。
営業。
ランニング。
ロードバイク。
料理。
Adobe。
ブログ。
AI。
私は54歳になっても、次々に新しいものに興味を持っています。
こうして並べると、我ながら節操がない。
これを欠点だけで終わらせる必要はありません。
大事なのは、弱点を消すことではなく、弱点が強みとして働く場所を探すこと。
これも「ものの見方」なのだと思います。
| 出来事 | そのときの見方 | 見方を変えると |
|---|---|---|
| YouTubeのAdSense取消 | 頑張りが無駄になった | ひとつの場所に頼る怖さを知り、ブログを始めるきっかけになった |
| Webデザインスクール | 1円も稼げなかった | 何年も経ってから、ブログの図解と画像づくりにつながった |
| 富士ヒルでブロンズに届かず | 練習が報われなかった | 健康、景色、仲間が残り、今も走っている |
| 熱しやすく冷めやすい | 続かない自分 | 好奇心が強く、新しいことにすぐ動ける |
こうして表にしてみると、出来事そのものは1つも変わっていません。
変わったのは、右の列だけです。
早期退職も「人生終了」ではなく、第二章の始まりだった
50代になると、多くの人が考えると思います。
「このまま定年まで働くのか」
「今から新しいことなんてできるのか」
「会社を辞めたら、自分には何が残るのか」
私も2025年に、長く働いた医療業界の会社を早期退職しました。
肩書きを外した瞬間、不安がなくなるわけではありません。
その後も仕事を変えながら、今は会社で働いています。
それでも見方を変えれば、自分の人生を自分で組み立て直せる時間でもあります。
仕事のかたわら、AI(Claude、ChatGPT、Codex、Google Gemini)を勉強する。
ブログを書く。
SNS(Facebook、Threads、Instagram、X、YouTube)を使う。
Adobe(Illustrator、Photoshop、Premiere Pro、After Effects、Adobe Express)を学び直す。
新しい仕事に挑戦する。
若い頃なら考えなかったことを、今は普通にやっています。
だから私は最近、人生を「やり直している」とは考えないようにしています。
人生の第二章を作っている。
そう考えた方が、おもしろい。
失敗したとき「おもしろくなってきたぞ」と言えるか
本書を読んだあと、私が自分の口ぐせにしようと決めた言葉があります。
「おもしろくなってきたぞ」
トラブルが起きた。
計画通りにいかない。
売上が上がらない。
ブログのPVが伸びない。
最後のやつは、いままさに「おもしろくなってきた」最中です。
そんなとき、人はつい「最悪や」と言ってしまいます。
でも、「おもしろくなってきたぞ」と言ってみる。
すると頭が、「じゃあ、どう乗り越える?」と考え始めます。
営業でも同じでした。
断られて終わりではありません。
「では、何が問題なのか?」
「誰に話せばいいのか?」
「提案をどう変えるのか?」
問いを変えると、行動が変わります。
ただし声に出すときは、周りに人がおらんか確かめてからにしましょう。
嫌なことが起きた日に使いたい3つの質問
私はこれから、嫌なことが起きたら次の3つを自分に聞こうと思います。
ものの見方検定の要約を、明日から使える形にしたものです。
質問1:「これでよかったとしたら?」
この出来事から得られるものを探します。
1つでいいです。
見つからなければ、今日は見つからない日で構いません。
質問2:「5年後、この出来事をどう話している?」
未来から現在を見ると、少し冷静になれます。
5年後の自分が、笑い話として誰かに話している場面を思い浮かべます。
質問3:「じゃあ、次はどうする?」
過去ではなく、次の行動に意識を向けます。
大きな行動でなくて構いません。
メールを1通送る、10分だけ調べる、くらいで十分です。
注意
悲しいときや悔しいときに、無理に前向きになる必要はありません。
気分の落ち込みが2週間以上続く、眠れない、食欲が落ちた、というときは、1人で抱えずに医療機関や相談窓口に相談してください。
この記事の質問は、専門的な治療の代わりにはなりません。
Audible版で聴くなら、どの章から聴くか
Audible版は、ナレーターの岡部悟さんの朗読で、合計4時間9分です。
全部を通して聴く時間がない人は、悩みに近い章から聴くのが近道です。
失敗を引きずっている人が先に聴く3つ
第4章「思い通りにいかないときの見方」(12分13秒)
第4章「「もうムリ」不可能の見方」(12分59秒)
第5章「ツラい過去の見方」(5分41秒)
3つで合計30分53秒です。
通勤の往復1回で聴き終わります。
お金の不安が強い人は、第2章のお金の見方から入る手もあります。
付属PDFには、耳だけでは分からない図が4点ある
Audible版には付属資料のPDFがついています。
ライブラリーに追加すると、パソコンのライブラリー画面やアプリの目次から開けます。
中身は図が4点です。
線の長さが違って見える錯視、形の大きさが違って見える錯視、映画などの物語の流れを表したグラフ、そして人物画が1点。
朗読で「この図を見てください」と言われても、耳だけでは見えません。
聴く前に、PDFを開いておくのがおすすめです。
錯視の図は、この本の言いたいことを一目で見せてくれます。
線は1ミリも変わっていないのに、見え方は変わる。
出来事が同じでも、どう見るかで受け取り方が変わるのと同じです。
分かっていても、何回見ても下のほうが長く見える。
目ぇは正直です。
もう1つ、物語のグラフも私には効きました。
物語の主人公は、いちばん落ち込む地点を通ってから、立ち上がって山場を迎えます。
4つの失敗をこのグラフの「谷」に置いて眺めると、話の終わりではなく、途中の一場面に見えてきます。
これも、私の読み方です。
同じひすいこたろうさんの本で、「出来事ではなく解釈」を扱った記事もあります。
「後悔を先に消す」質問の本はこちらです。
書籍情報とAudible版
『ものの見方検定 「最悪」は0.1秒で「最高」にできる!』ひすいこたろう
- 著者
- ひすいこたろう
- 単行本
- 祥伝社
- Kindle版
- 執筆時点ではAmazonに見当たりませんでした
- Audible版
- ナレーター:岡部悟/約4時間9分/付属PDFあり(図4点)
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耳で読みたい人はこちら
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Audible版は、執筆時点では聴き放題の対象と表示されていました。
対象作品は入れ替わるので、リンク先で確認してください。
価格も変わることがあるので、最新の情報はリンク先で確認してください。
作品紹介と章の一覧はAudibleの作品ページでも読めます。
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読む時間が取れない日は、耳で読む。
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よくある質問
Q. 『ものの見方検定』はどんな本ですか
出来事そのものではなく、「どう見るか」を変えることで、失敗や逆境の意味を変える考え方を紹介する本です。
クイズ形式で、自分ならどう答えるかを考えながら読めます。
Q. 50代にもおすすめですか
おすすめです。
仕事や人生の経験が増えた50代には、見方を変える材料が若い頃より多くあります。
過去の経験を別の角度から捉え直すヒントになります。
Q. 嫌な出来事を、無理にポジティブに考える必要はありますか
ありません。
悲しいときや悔しいときは、その感情を否定する必要はないと思います。
少し時間が経ってから、「別の見方もできないだろうか?」と考えるだけで十分です。
Q. 過去の失敗は、本当に意味を変えられますか
事実そのものは変えられません。
しかし、その経験を未来でどう使うかによって、意味は変わります。
失敗談が、誰かを助ける情報になることもあります。
Q. ものの見方を変える、簡単な方法はありますか
「これでよかったとしたら?」「この経験から何を得られる?」と問い直す方法が試しやすいです。
この記事の「3つの質問」から1つだけ使ってみてください。
Q. Kindleやオーディオブックはありますか
執筆時点では、Kindle版はAmazonに見当たりませんでした。
Audible版はあり、岡部悟さんの朗読で約4時間9分です。
錯視や物語のグラフなど、図4点の付属PDFもついています。
聴き放題の対象は入れ替わるので、リンク先で確認してください。
最後にまとめます。
まとめ:人生は何歳からでも「意味」を変えられる
『ものの見方検定』を読んで、私は改めて感じました。
ものの見方検定の要約
失敗そのものより、失敗をどう見るかが大切。
過去の意味は、未来の行動で変えられる。
人生後半戦こそ「おもしろくなってきたぞ」と言ってみる。
54歳。
まだ完成なんてしていません。
失敗もします。
計画通りにいかないこともあります。
それでも、「これは将来、ブログのネタになるな」と思えたら、少し人生が軽くなります。
ネタになりすぎて、最近は記事のほうが追いつきません。
私の好きな言葉は、「継続は力なり」「努力は無駄ではない」「前進あるのみ」です。
そこに、もう一つ加えたいと思います。
「ものの見方は、自分で選べる。」
人生の第二章。
まだまだ、おもしろくなりそうです。
明日やる1つ
嫌なことが起きたら、その日の夜に「これでよかったとしたら?」と1回だけ自分に聞く。
答えをノートに1行だけ書く。
この記事の写真と図解について(Adobe Stock)
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Webデザインスクールで学んだことが、ここで役に立っています。
1円も稼げなかったあの経験も、見方を変えれば、この図解の土台です。
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最後に釘を刺しておきます。
ツールを買っただけでは何も変わりません。
私はWebデザインのオンラインスクールに通いましたが、そこからは1円も稼げませんでした。
作りたいものを先に決めてから、道具を選んでください。
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本記事は『ものの見方検定 「最悪」は0.1秒で「最高」にできる!』(ひすいこたろう/祥伝社)の版元紹介文、Audible版の章の題名と長さ、付属PDFの図、筆者が読んだ内容をもとにまとめたものです。
本書の文章の引用ではなく、筆者の言葉での感想と要約です。
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