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前祝いの法則の要約|叶う人と叶わない人の差はどこか。明日、過去形で1回お礼を言う【図解8点】

前祝いの法則の要約のアイキャッチ。桜と青空を背景に、叶う人と叶わない人という見出しを置いた画像
河合義寛(YoshihiroK)
この記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。

応募しても返事が来ない日が続くと、朝いちばんに求人サイトを開くのが、だんだん嫌になってきます。

自分も同じでした。

会社ではシニアマネージャーから降格になり、しばらく周囲から無視されました。

そこを出て転職した先で、3つの部門のアワードを受けました。

努力の量は、ほとんど変わっていません。

変えたのは、頑張る場所だけでした。

ただ、場所を変えると決めてから次が決まるまでの期間は、いちばん心が削れます。

その期間に自分が試したのが、この記事で扱う「予祝」でした。

この記事は『前祝いの法則』(ひすいこたろう・大嶋啓介/フォレスト出版)の要約です。

前祝いの法則の要約として、全58章の地図とAudible版の実測データもまとめてあります。

読んだあと、明日やることは1つだけにしてあります。

叶ったあとの言葉で、1回だけお礼を言うことです。

前祝いの法則の要約を転職活動に当てはめる場面。面接で履歴書を手にする応募者
返事を待つ時間は、自分では何も動かせません。
予祝は、その時間の使い方の話でもあります。

この記事で分かること

  • 予祝(前祝い)とは何か。
    お花見が起源だという本書の説明
    先に喜ぶことが、なぜ行動につながるのか
  • 全58章の地図。
    どこに何が書かれているか
    Audible版の実測データつき
  • 本書に入っているワーク13本の名前と、1本あたりの時間
  • 叶う人と叶わない人の差について、本書が章を割いている3つの問い
  • 筆者が転職活動で実際に試したことと、その結果
  • 明日やる4つの手順。
    1回だけで終わる形にしてあります
  • 前祝いの法則の要約を1枚にした、保存用のまとめカード
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結論|先に喜んで、それから動く

前祝いの法則の要約を一文にすると、「先に喜んで、それから動く」になります。

結果が出たから喜ぶ、ではありません。

順番が逆になっているところが、この本のすべてです。

本書はその理由を、式の形で示しています。

「心」×「行動」=「あなたの未来」です。

掛け算なので、片方がゼロなら答えもゼロになります。

気分だけを上げても未来は動かず、心が沈んだまま動いても量が続きません。

予祝は、この式の左側を先に立ち上げるための道具です。

予祝は「先に喜ぶ」から始まる結果が出たから喜ぶ、ではありません。順番が逆になっています先に祝うお花見と同じ心が変わるいまの気分が変わる行動が変わる動く量と質が変わる結果が動く叶うこともある本書が示す式は「心」×「行動」=「あなたの未来」です

予祝の順番。

先に祝う、心が変わる、行動が変わる、結果が動く。

この図で大事なのは、4つ目の箱があることです。

喜んで終わりなら、ただ気分がよくなっただけで終わります。

本書はワークを13本も用意していて、そのほとんどが「書く」「言う」「人に渡す」という体を動かす作業になっています。

作りが行動側に寄っているので、精神論の本として読むと肩透かしを食います。

予祝とは何か。お花見はもともと秋の前祝いだった

予祝(よしゅく)は、本書が作った言葉ではありません。

民俗学の用語です。

本書は平凡社『世界大百科事典』の説明を引きながら、豊作や多産を願って、収穫の様子を先に演じてしまう農耕儀礼だと紹介しています。

小正月に集中して行われ、庭田植、繭玉、鳥追などの形があると書かれています。

そして本書は、お花見もその一つだったのではないかという見方を示します。

春に咲いた桜を、秋の稲穂に見立てる。

先にみんなで集まって祝杯をあげてしまう。

言われてみれば、花見は花を見るだけの行事にしては、やたらと飲んで騒ぎます。

前祝いの法則の要約で扱う予祝の起源。満開の桜と菜の花の風景
本書は、お花見を秋の豊作の予祝だったとする見方を紹介しています。

ここが、この本のいちばん強いところだと思います。

引き寄せの話は、どうしても「信じるか信じないか」の話になりがちです。

ところが予祝は、日本人が何百年もやってきた行事として説明されます。

新しい自己啓発ではなく、忘れていた文化として渡されるので、抵抗が少ない。

スピリチュアルな話に身構えるタイプの人ほど、この入り方は効くと思います。

本書が挙げている予祝の実例

  • 31年間、甲子園に届かなかった監督が、出場を先に祝う映像を撮った
  • 小学校の大縄跳びで、それまでの最高652回を全員で先に祝った
  • つぶれかけた居酒屋が、成功した姿を全員でインタビュー形式で演じた
  • 著者自身が、出版を先に祝って4か月で刊行にこぎつけた

こうした話は、結果が出たものだけが本に載ります。

うまくいかなかった事例は、ふつう書かれません。

そこは割り引いて読む必要があります。

ただ、本書は後半で「結果が出ない人」にもきちんと章を割いていて、そこが誠実でした。

詳しくは後ろで扱います。

予祝の辞書的な意味(コトバンク/世界大百科事典ほか)は、本書を読む前に一度見ておくと理解が早くなります。

全58章を5つの区間に分けて読む

前祝いの法則の要約を読むときに、いちばん迷うのが読む順番です。

本書には「第1章」「第2章」という大きな章立てがありません。

Audible版では58本のトラックに分かれていて、短いものは42秒、長いものでも18分台です。

項目が細かいぶん、通しで聴くと全体の地図が見えにくくなります。

そこで、章タイトルを並べて5つの区間に整理しました。

本書の公式な区切りではなく、筆者の整理です。

全58章を5つの区間に整理する本書の公式な章立てではなく、章タイトルから筆者が整理したものです1心が先、現実はあといまの心の状態が、そのまま未来の形になる第1〜9章2言い切ると動き出す甲子園、大縄跳び、出版などの実例が並ぶ第10〜13章3ワークで実際にやる笑顔、決めポーズ、未来予祝など7本第14〜20章4ピンチを予祝に変える問題が起きたときの使い方がここにある第21〜29章5感謝と習慣にする叶う人と叶わない人の差も、この区間にある第30〜58章

全58章を5つの区間に整理した図。

章タイトルからの筆者の整理です。

前祝いの法則の要約を読む前に全体像をつかむ。木の机に置かれた白紙のノートと鉛筆
どこに何が書いてあるかを先に決めておくと、途中で迷子になりません。

読む順番で迷うなら、3番目の区間から入るのがいちばん早いと思います。

ワークが7本まとまっていて、いちばん短いものは42秒です。

理屈を先に入れたい人は1番目から、いま問題を抱えている人は4番目から入れます。

5番目の区間がいちばん長く、感謝と習慣、そして「叶う人と叶わない人」の話がここに入っています。

Audible版を実測した。全58章で5時間4分38秒

この前祝いの法則の要約でいちばん手をかけたのが、この数字です。

Audible版の章情報を取得して、全58章の再生時間を集計しました。

合計は5時間4分38秒で、商品ページの表記「5時間4分」と分単位で一致します。

1章あたりの平均は5分15秒です。

この数字は商品ページには出ていません。

Audible版を実測すると、全58章で5時間4分38秒商品ページには出ていない数字です。章情報から集計しました全部で58通しで聴くと304分38秒1章の平均5分15秒このうち「WORK」と付いた実践ワークは13章ですワーク52分12秒解説とエピソード 252分26秒時間がない人は、ワークの13章だけ拾えば52分で全部試せます

Audible版の実測。

全58章、5時間4分38秒、ワークは13章で52分12秒。

前祝いの法則の要約をAudibleで聴く場面。ヘッドホンで音声を聴きながら駅で電車を待つ会社員
1章の平均は5分15秒です。
通勤の片道で3章から4章進みます。

1章5分という長さは、この本の性格をよく表しています。

読み物というより、項目集に近い。

通勤の片道で3章から4章、往復なら7章前後進みます。

通しで聴くなら、往復8日で1周できる計算です。

聴き方の目安(全58章・5時間4分38秒)

  • 通勤の往復で1日7章:8日で1周
    いちばん負担が軽い
  • 土日に2時間半ずつ:2日で1周
    流れをつかみたい人向け
  • ワークの13章だけ拾う:52分12秒
    とりあえず試したい人はここだけで足ります

ナレーターは豊岡聡仁さんで、合成音声ではありません。

落ち着いた読みで、ワークの説明も聞き取りやすい速度です。

ただし、本書には付属のPDFがあります。

ワークのシートはそちらに入っているので、耳だけで完結する本ではありません。

聴きながらやるなら、紙とペンを手元に置いてください。

ワークは13本で52分。明日やるならどれか

前祝いの法則の要約のなかで、いちばん実用的なのがこの一覧だと思います。

本書のいちばんの特徴は、ワークの多さです。

章タイトルに「WORK」と付いているものが13本あり、Audible版での合計は52分12秒でした。

1本あたり平均4分です。

聴きながらその場でやれる長さになっています。

ワークは13本。1本あたり平均4分聴きながらその場でやれる長さです。短い順に並べていません1予祝スマイル2分29秒2予祝決めポーズ1分45秒3未来予祝4分51秒4予祝インタビュー4分45秒51年予祝1分57秒6予祝新聞42秒7ブレインストーミング2分28秒8予祝マンダラシート8分43秒9未来レター4分58秒10まなゆい6分52秒113行予祝日記2分9秒12感謝の手紙5分10秒13予祝ラストレター5分23秒

本書に収録されたワーク13本と、Audible版での再生時間。

前祝いの法則の要約にある予祝ワークを試す場面。ノートにペンで書き込む手元
13本のうち半分以上が「書く」作業です。
耳だけでは完結しません。

13本のうち、どれから手をつけるか。

初めてなら、時間が短いものより、1人でできるものを選んだほうが続きます。

予祝インタビューや予祝ジャンケンは、複数人でやる前提の作りです。

1人でやるなら、3行予祝日記か未来レターが入りやすいと思います。

3行予祝日記は2分9秒、未来レターは4分58秒の章です。

どちらも紙とペンだけで完結します。

1人でやれるワークと、人が要るワーク

  • 1人でやれる:予祝スマイル/予祝決めポーズ/未来予祝/1年予祝/予祝新聞/未来レター/3行予祝日記/感謝の手紙/予祝ラストレター
  • 人がいるとやりやすい:予祝インタビュー/ブレインストーミング/予祝マンダラシート
  • いちばん短いのは予祝新聞の42秒。
    いちばん長いのは予祝マンダラシートの8分43秒

名前だけ見ると遊びのように見えますが、中身は違います。

予祝ラストレターは、人生をやり切った未来の自分から、いまの自分へ手紙を書くワークです。

章としては5分23秒ですが、実際に書こうとすると、その何倍も時間がかかります。

欲しかったものが肩書きではなかった、と気づく人が出てくるのはこのあたりです。

叶う人と叶わない人。本書が章を割いている3つの問い

この本を人に勧めるとき、いちばん先に言いたいのがここです。

前祝いの法則の要約で、ここを飛ばすわけにはいきません。

第30章の題は「引き寄せの法則、結果が出る人、出ない人」です。

つまり本書は、予祝をすれば全部叶うとは書いていません。

著者自身が、結果が出ない側に章を割いています。

叶うかどうかを分ける3つの問い第30章の題は「引き寄せの法則、結果が出る人、出ない人」ですそれは、ほんとうの願いですか第32章「予祝が叶うかどうかは、ほんとうの願いかどうか」その動機は、どこから来ていますか第34章「『動機』こそ君の『未来』」結果を手放しても、続けられますか第49章「結果を手放せたら、もっと面白がれる」著者自身が「出ない人」に章を割いています。全部叶うとは書かれていません

叶うかどうかを分ける3つの問い。

本書の章タイトルから整理しました。

前祝いの法則の要約で扱う予祝インタビュー。職場で笑顔でハイタッチをする同僚
本書のワークには、複数人でやると効きやすいものが混ざっています。

3つの問いのうち、転職活動中の人にいちばん刺さるのは2つ目だと思います。

第34章の題は「『動機』こそ君の『未来』」です。

活動が長引くと、願いはたいてい「早く決まってほしい」に変わります。

これは、動機が不安の側にあります。

早く決まってほしいのは、決まらない状態が怖いからです。

本書の言い方を借りれば、この願いは喜びから出ていません。

3つ目の問いも重い。

第49章の題は「結果を手放せたら、もっと面白がれる」、第50章は「起きてほしいことがベストではなく、起きたことがベスト」です。

結果を手放せと言われても、生活がかかっている人には簡単ではありません。

ただ、手放すというのは諦めることではないはずです。

結果が出なくても続けられる形にしておく、ということだと読めます。

感謝を決意に変える5章と、習慣にする5章

本書の後半には、同じ見出しが連番で並ぶ区間が2つあります。

1つ目は「感謝」の5章で、合計23分10秒です。

2つ目は「奇跡は『習慣』から生まれる」の5章で、合計21分です。

この2つで44分あり、後半の骨格になっています。

前祝いの法則の要約にある予祝の乾杯。屋外でビールのグラスを掲げて祝う人たち
予祝は、ひとりで念じる作業ではありません。
祝うという行為が入っています。

感謝の5章のうち、第37章の題が「『感謝』を『決意』に変える4つのステップ」です。

感謝で終わらせない、という設計がここにも出ています。

第27章には、秋田明桜高校の輿石監督が「感謝の予祝レター」を書き、その7割近くがそのとおりになったという話が入っています。

手紙を書くという行為が、予祝と感謝の両方をまたいでいます。

習慣の5章では、第42章の「月1の予祝会こそ最強の習慣」が実用的です。

1回やって終わりにしない仕組みを、月1回の集まりで作るという話です。

予祝は、続けないと効かない作業として書かれています。

1回の儀式ではなく、習慣として扱う。

ここも、気分だけの本ではないと感じるところでした。

筆者が転職活動で試したこと。八幡八幡宮での過去形のお礼

ここからは前祝いの法則の要約を離れて、筆者の体験です。

2025年秋、次の勤め先を探していた時期がありました。

その頃に、小林正観さんのスピーチで「代償の先払い」という考え方を聴きました。

先に差し出しておくと、あとで返ってくるという話です。

それを聴いてから、毎日通っていた八幡八幡宮で、お願いをするのをやめました。

代わりに、過去形でお礼を言うようにしました。

実際に言っていた言葉

「◯◯社に採用が決まりました。ありがとうございました」

前祝いの法則の要約を転職活動で試した場所。日本の神社の鳥居
毎日通っていた八幡八幡宮で、お願いではなく過去形のお礼を述べていました。

まだ決まっていない段階で、決まったことにしてお礼を述べる。

当時は予祝という言葉を知りませんでしたが、これは本書でいう予祝そのものでした。

参拝したあとは、ビールを片手に「ありがとうございました、◯◯が叶いました」と祝いました。

いまは、その会社で働いています。

娘も、志望していた会社に採用が決まりました。

前祝いの法則の要約で扱う予祝の結果。採用が決まり握手を交わす場面
叶ったこともあれば、叶わなかったこともあります。
全部が叶ったわけではありません。

ただし、ここははっきり書いておきます。

いまの勤め先が決まった直接のきっかけは、知人が声をかけてくれたことでした。

予祝をしたから決まった、と証明できるものは何もありません。

叶ったこともあれば、叶わなかったこともあります。

それでも、引き寄せの法則のようなものはあると感じています。

確かなことは1つです。

過去形でお礼を言うようにしてから、その神社へは毎日通い続けられました。

「まだ決まりません」と報告しに行く場所と、「決まりました、ありがとうございました」と言いに行く場所とでは、足の向き方が違います。

本書の式でいえば、左側の「心」が保たれた分だけ、右側の「行動」が止まらなかった、ということだと思います。

予祝が効いたのか、たまたま重なっただけなのかは分かりません。

分からないまま書いておきます。

「代償の先払い」「運は後払い」と、どう違うのか

予祝の話をすると、似た言葉がいくつも出てきます。

整理しておきます。

「先に」か「後で」か。3つの考え方を並べるどれも別の人が別の場所で語ったものです。同じ言葉ではありません考え方動くのはいつかすることは何か前祝い(予祝)結果が出る前先に喜んで、それから動く代償の先払い結果が出る前先に人の役に立っておく運は後払い結果が出た後いまの行動が、後になって返る「代償の先払い」は小林正観さんの話として聴いた考え方で、本書の用語ではありません

前祝い、代償の先払い、運は後払い。

3つの考え方を並べた比較。

予祝と代償の先払いは、どちらも結果が出る前に動きます。

違うのは、何を先に出すかです。

予祝は喜びを先に出し、代償の先払いは人の役に立つ行動を先に出します。

筆者がやっていたのは、この2つが混ざった形でした。

神社へ毎日通うという行動を先に出し、そこで喜びも先に出していたことになります。

もう1つの「運は後払い」は、喜多川泰さんの小説『運転者』に出てくる考え方です。

いまの行動が、すぐには返ってこない。

貯めておいて、あとでまとめて返ってくる、という順番です。

この3つは矛盾しません。

詳しくは『運転者』の要約にまとめてあります。

結果が出ない期間をどう扱うか、という点では同じことを言っています。

「代償の先払い」は小林正観さんの話として筆者が聴いた考え方で、『前祝いの法則』の用語ではありません。

小林正観さんはご自身を唯物論者だと言っている方で、神さまや宇宙という言葉も、信じる対象としてではなく、こう考えると楽になると観察して確かめたこととして語られています。

明日やる4つの手順

ここまでを、明日やれる形に落とします。

やることは4つだけです。

全部で5分もかかりません。

明日やるのは、この4つだけ4つ目を外すと、ただ気分がよくなっただけで終わります1決める叶ったことにする出来事を、1つだけ選ぶ2言う「決まりました。ありがとうございました」と過去形で言う3祝う好きな飲み物で、1回だけ乾杯する4動くその日のうちに、応募か連絡か準備を1つやる叶っても叶わなくても、4つ目をやった分だけは前に進みます

明日やる4つの手順。

決める、言う、祝う、動く。

4つの手順を、転職活動に当てはめると

  • 決める:応募中の1社でも、書類を出そうとしている1社でもいい
    2つ以上選ばない
  • 言う:「◯◯社に採用が決まりました。ありがとうございました」
    声に出す。
    場所はどこでもいい
  • 祝う:好きな飲み物を1杯。
    「叶いました」と言ってから飲む
    お酒でなくても構わない
  • 動く:その日のうちに、応募・連絡・書類の修正のどれか1つ
    ここを外すと、ただ気分がよくなっただけで終わる

4つ目がいちばん大事です。

本書の式は掛け算なので、行動がゼロなら答えもゼロになります。

逆に言えば、叶っても叶わなくても、4つ目をやった分だけは前に進みます。

そこが、この本を精神論として読まなくていい理由でもあります。

読むときの注意点。効果を約束する本ではない

合わない人もいる本です。

買う前に3つだけ断っておきます。

読む前に、3つだけ断っておく効果を約束する本として読むと、たぶん裏切られます叶わないこともある本書自身が第30章で「結果が出ない人」に触れています気分だけで終わらせない式は「心」×「行動」です。行動がゼロなら答えもゼロになります願いを人に合わせない第32章の題は「ほんとうの願いかどうか」です

前祝いの法則を読むときの注意点3つ。

そのほかに知っておくといいこと

  • 文体が明るい。
    テンションの高い書き方が苦手な人は、序盤で脱落する可能性がある
  • ワークのシートは付属PDFに入っている。
    Audibleだけで完結させたい人には不便
  • 実例は成功した話が中心。
    うまくいかなかった例は載っていない
  • 気持ちの重さが2週間以上続いている人、眠れない日が続いている人は、本より先に医療機関へ相談してください。
    予祝で扱える範囲を超えています

書籍情報とAudible版の入手先

前祝いの法則

著者
ひすいこたろう、大嶋啓介
出版社
フォレスト出版
発売日
2018年6月8日(単行本ソフトカバー)
ページ数
293ページ
ISBN
978-4-89451-982-4
受賞
読者が選ぶ「ビジネス書グランプリ2019」自己啓発部門賞
構成
プロローグ、本編、ワーク13本、あとがき、付属PDF
Audible版
2022年6月21日配信、5時間4分、全58章、完全版、ナレーター 豊岡聡仁、パンローリング
評価
Amazonで5つ星のうち4.4(1,434件、単行本・Kindle・Audible共通、執筆時点)

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耳で読むなら、Audible版があります。

ナレーターは豊岡聡仁さんで、合成音声ではありません。

全58章に細かく分かれているので、1章ずつ止めやすい作りです。

ワークの章だけを拾って聴くこともできます。

執筆時点では聴き放題の対象でしたが、対象作品は入れ替わるのでリンク先で確認してください。

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※上記はアフィリエイトリンクです。

予祝の辞書的な意味はコトバンクの項目で確認できます。

同じテーマの記事を、目的で読み分ける

この本と重なる記事を、このブログから選びました。

目的別の読み分け

『運転者』と並べて読むのが、いちばん効くと思います。

予祝は結果の前、運は後払いは結果の後。

結果が出ない期間を、前からと後ろからで挟む形になります。

どちらか片方だけだと、待っている時間の説明がつきません。

前祝いの法則の要約と『運転者』の要約は、セットで読むと効きます。

よくある質問

Q. この記事だけ読めば、本を買わなくても足りますか。

足りません。

この前祝いの法則の要約は、章タイトルと商品説明、Audible版の実測から骨格を整理したものです。

ワーク13本の中身と、実例の詳細は本書にしかありません。

とくにワークは、手順を読まないと再現できない作りです。

Q. 予祝をすれば、願いは叶いますか。

叶うこともあれば、叶わないこともあります。

本書自身が第30章で「結果が出る人、出ない人」に触れていて、全部叶うとは書いていません。

筆者の場合も、叶ったことと叶わなかったことの両方がありました。

効果を約束するものとして読まないでください。

Q. Audible版は人の朗読ですか。

聴き放題で聴けますか。

人の朗読です。

ナレーターは豊岡聡仁さんで、デジタルボイスではありません。

執筆時点では聴き放題の対象でしたが、対象作品は入れ替わります。

リンク先の商品ページで「会員プランに含まれます」の表示を確認してください。

Q. ワークは1人でもできますか。

13本のうち9本は1人でできます。

予祝インタビュー、ブレインストーミング、予祝マンダラシートは、人がいるとやりやすい作りです。

1人で始めるなら、3行予祝日記か未来レターが入りやすいと思います。

Q. 電子書籍やマンガ版はありますか。

Kindle版があります。

『マンガでわかる前祝いの法則』という別の本も出ていますが、この記事で扱っているのは単行本と同じ内容のAudible版です。

ワークのシートは付属PDFに入っているので、紙の本かPDFが見られる環境があるほうが使いやすいです。

まとめ|明日、過去形で1回だけお礼を言う

前祝いの法則の要約を、もう一度まとめます。

予祝は「先に喜んで、それから動く」です。

本書の式は「心」×「行動」=「あなたの未来」で、掛け算なので行動がゼロなら答えもゼロになります。

Audible版は全58章で5時間4分38秒、うちワークは13章で52分12秒でした。

叶うかどうかの分かれ目として、本書は「ほんとうの願いか」「動機はどこから来ているか」「結果を手放せるか」の3つに章を割いています。

前祝いの法則の要約を明日から試す朝。カーテン越しに朝の光が差し込む部屋
明日やるのは1回だけです。
決めて、言って、祝って、1つ動く。

明日やることは1つだけです。

叶ったことにする出来事を1つ選んで、過去形でお礼を言ってください。

「決まりました。ありがとうございました」で足ります。

そのあと1杯だけ祝って、その日のうちに1つ動く。

叶っても叶わなくても、動いた分だけは残ります。

筆者は、転職活動の期間に毎日通っていた神社で、これをやっていました。

予祝が効いたのかどうかは、いまも分かりません。

ただ、お願いをしに行くより、お礼を言いに行くほうが、足は続きました。

それだけでも、やる価値はあったと思っています。

前祝いの法則の要約まとめカード。予祝の式、Audible版の実測、3つの問い、明日の4手順を1枚にまとめた図
保存用のまとめカード。
スマホに置いておくと、明日の「1回だけお礼を言う」を忘れにくくなります。

この記事の写真と図解について(Adobe Stock)

写真10点はすべてAdobe Stockの無料素材

この記事で使っている写真10点は、すべてAdobe Stockの無料素材です。

書評記事は文字と図解だけになりがちで、そうすると最後まで読まれません。

見出しごとに1点ずつ写真を置くと、読む側がいまどこにいるかを見失わずに済みます。

今回でいえば、桜と菜の花の1枚が無料枠で見つかったのは幸運でした。

予祝の起源がお花見だという話に、そのまま重なる絵だったからです。

一方で、日本の神社で参拝している人の写真は、無料枠では思うようなものが見つかりませんでした。

日本人が写っている素材や、構図まで合うものは、無料の枠に入っていないことが多いからです。

そこを妥協しないなら、有料プランを検討することになります。

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図解8点は自分で作っている

本文中の図解8点は、すべて自分で作ったものです。

文章で読んでいるだけだと、分かったつもりで通り過ぎてしまいます。

図に落とそうとすると、どこが説明できていないかが必ず出てきます。

今回でいえば、予祝の順番を4つの箱で描く作業で、4つ目の「動く」を外すと図が成立しないことがはっきりしました。

本文で「4つ目がいちばん大事」と書けたのは、図を作ったからです。

図解は読者のためだけでなく、書く側の検算としても使えます。

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50代から始めるなら、どこから手をつけるか

道具は、作りたいものを先に決めてから選んだほうがいい。

これは自分の失敗から言えることです。

目的別の選び方

  • 写真だけ必要なら Adobe Stock 単体。
    図解を作る予定がないならこれで足ります
  • 図解やイラストまで自分で作るなら Creative Cloud。
    Illustrator が入ります
  • とりあえず形にしたいだけなら Adobe Express。
    テンプレートから始められます

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最後に釘を刺しておきます。

ツールを買っただけでは何も変わりません。

自分は以前、WEBデザインのオンラインスクールに通いましたが、そこからは1円も稼げませんでした。

理由ははっきりしていて、作りたいものを決めないまま道具と技術だけ増やしたからです。

先に作るものを決めて、それに必要な道具だけ買う。

順番を逆にすると、月額だけが残ります。

予祝の話に引きつけるなら、道具を買った時点で祝ってしまうのがいちばん危ない。

祝うのは構いませんが、その日のうちに1つ作らないと、ただの出費です。

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補足|Audible版の全58章と再生時間

以下は前祝いの法則の要約の補足として、Audible版の章情報から取得した全58章の一覧です。

どの章から聴くかを決めるときの目安にしてください。

「WORK」と付いているものが実践ワークです。

章タイトル長さ
1《プロローグ》 いまから100秒で、「奇跡の起こし方」をお伝えします13分08秒
2予祝(前祝い)のススメ18分46秒
3知らずに死ねない。2つの人生最重要クイズ5分55秒
4いまの「心」こそ、あなたの「未来」7分00秒
5「いまの気分の内訳」が、「未来の雛形」となる2分47秒
6心にゆとりが生まれると、お金もゆとりが生まれる3分38秒
7「心」×「行動」=「あなたの未来」3分25秒
8言い切ることから奇跡は始まる4分05秒
9脳は未来志向3分07秒
10予祝からわずか4カ月でスピード出版3分31秒
11一夜にして抱えることになった200冊の在庫に予祝6分31秒
12「大縄跳び、最高記録700回おめでとう!」3分29秒
13予祝作文で「予祝マジやべえ!」と大興奮した小学校3分55秒
14WORK 具体的な夢がなくても、いますぐできる笑顔の予祝。未来の笑顔の先取り【予祝スマイル】2分29秒
15WORK ヒーローには決めポーズがある【予祝決めポーズ】1分45秒
16WORK 恋も受験もスポーツもビジネスも予祝。最高の未来を予祝する【未来予祝】4分51秒
17WORK 奇跡続出。みんなでやると盛り上がる【予祝インタビュー】4分45秒
18WORK 大晦日にワープして、今年1年を予祝する【1年予祝】1分57秒
19WORK 未来新聞【予祝新聞】42秒
20WORK ワクワクするアイデアの出し方【ブレインストーミング】2分28秒
21「壁」はワクワクした瞬間に「扉」となる11分20秒
22退屈な「現実」があるのではなく退屈な「見方」があるだけ。4分06秒
23相手の未来の可能性にワクワクするという予祝6分26秒
24予祝で、ピンチは「楽しい!」に変わる3分56秒
25起こる問題のすべてにあなたへのギフトが隠されている6分52秒
26自分が間違っていたと気づくとき、奇跡の扉がひらく7分28秒
27予祝の7割近くがほんとうとなった 秋田明桜高校・輿石監督の「感謝の予祝レター」5分29秒
28WORK ピンチをチャンスに変える【予祝マンダラシート】8分43秒
29WORK 逆境を乗り越えた未来の自分から、いま直面する問題を予祝する【未来レター】4分58秒
30引き寄せの法則、結果が出る人、出ない人4分44秒
31自己受容「満点は星空だけでいい」3分57秒
32予祝が叶うかどうかは、ほんとうの願いかどうか6分38秒
33感謝・1「感謝こそ奇跡の扉」8分12秒
34感謝・2「『動機』こそ君の『未来』」3分11秒
35感謝・3「コールド負けから6連勝で、甲子園出場」5分55秒
36感謝・4「本音を伝え合う場を作ると1つになれる」2分46秒
37感謝・5「『感謝』を『決意』に変える4つのステップ」3分06秒
38奇跡は「習慣」から生まれる・1「本気の予祝ジャンケン」3分46秒
39奇跡は「習慣」から生まれる・2「自己肯定感を高める習慣」5分19秒
40奇跡は「習慣」から生まれる・3「明るい空気を生み出す『言葉の習慣』」5分04秒
41奇跡は「習慣」から生まれる・4「逆境を楽しむ習慣」3分57秒
42奇跡は「習慣」から生まれる・5「月1の予祝会こそ最強の習慣」2分54秒
43WORK ネガティブから脱出し、ありのままの自分にOKを出す言霊メソッド【まなゆい】6分52秒
44WORK【3行予祝日記】で、予祝を習慣に2分09秒
45WORK【感謝の手紙】で、感謝を決意に変える5分10秒
46楽しんでる人には誰も勝てない6分13秒
47鼻血が出たら夢は叶う!(笑)7分04秒
48やる気が起きないことをやってることが、人生最大のリスク1分52秒
49結果を手放せたら、もっと面白がれる3分14秒
50起きてほしいことがベストではなく、起きたことがベスト4分45秒
51ほんとうの奇跡とは、外側で起きるものではなく、内側で起きるもの6分17秒
52フルスイングのサインを作ろう15分22秒
53日本神話も「面白がる」から始まった2分14秒
54人生最後の瞬間、あの世からの使いが君にする質問2分42秒
55WORK 人生をフルスイングして生き切った未来の自分から、いまの自分へ手紙を書こう【予祝ラストレター】5分23秒
56あとがき「国語 算数 理科 予祝!」 大嶋啓介5分58秒
57おまけの話。 ひすいこたろう10分49秒
58警告1分33秒

合計は5時間4分38秒で、商品ページの表記「5時間4分」と分単位で一致します。

章タイトルの表記は、読みやすさのために記号の重複と明らかな誤記だけを整えています。

第10章は章情報では「4カ月月」と重複しています。

第33章から第42章の連番に付いている棒線は、表記をそろえるために中黒に置き換えています。

第36章の鉤括弧は章情報では閉じられていません。

第28章と第43章は、章情報の長い前置きを省いて内容が分かる形に短くしています。

出典と注記

この記事は、ひすいこたろう・大嶋啓介『前祝いの法則』(フォレスト出版、2018年)の要約と、Audible版の実測データ、筆者が2025年秋の転職活動で試したことをもとにした筆者の整理です。

要約はすべて自分の言葉に置き換えており、本文の引き写しはしていません。

予祝の実例と、予祝の定義に関する『世界大百科事典』からの引用は、商品説明に書かれているものです。

全58章を5つの区間に分けた整理は筆者によるもので、本書の公式な章立てではありません。

再生時間は、Audible版の章情報を2026年9月15日に取得して合計を検算したものです。

ワーク13本という数は、章タイトルに「WORK」と付いているものを数えたものです。

「代償の先払い」は小林正観さんの話として筆者が聴いた考え方で、本書の用語ではありません。

筆者の転職活動と神社の話は筆者自身の体験で、応募先と現在の勤務先の社名、声をかけてくれた知人の名前、娘の勤務先は書いていません。

予祝と結果の因果関係は確認できていません。

叶ったことも、叶わなかったこともあります。

ワーク13本の中身と実例の詳細については、本書で確認してください。

価格と聴き放題の対象は変動します。

Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

Audible版の商品ページはaudible.co.jpでも確認できます。

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河合義寛(YoshihiroK)
河合義寛(YoshihiroK)
「Re:じぶん再起動ノート」運営者
こんにちは、河合義寛(YoshihiroK)です。53歳で早期退職し、Adobeとブログで人生を再起動中。医療業界30年の営業経験を土台に、50代からの学び直し・デザイン副業・ブログ収益化のリアルを実体験で発信しています。「今からでも遅くない」そんな再スタートを応援するブログです。
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