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中高年の転職面接で成功するための戦略と準備

河合義寛(YoshihiroK)
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中高年の転職面接は、若い頃の就職活動とはまったく別物でした。53歳で会社を辞め、転職活動を一から経験しています。書類選考で落ち続け、面接まで進んでも決まらない。その繰り返しの中で「先に知っておけばよかった」と思った事を、この記事にまとめました。

扱うのは、①Web面接の環境づくり ②履歴書・職務経歴書の準備 ③転職エージェントの選び方 ④エントリーの進め方 ⑤面接で必ず聞かれる事への備え、の5つです。中高年ならではの厳しい現実も、きれいごと抜きで書いています。

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パソコン(カメラ搭載)準備

Windows PC・Mac・タブレットとイヤフォンを用意する

コロナ禍(2020年)以降、採用面接はWebが主流になりました。対面が前提だったころとは、準備しておく事が大きく変わっています。

・メリット:全国どこの会社の面接でも受けられるようになり、応募のチャンスが増えました。会場まで移動する必要がなく、静かな場所とネット環境さえ確保できれば、自宅から面接を受けられます。

*コツは、いつもよりゆっくり、はっきり話す事です。イヤフォンを使えば相手の声を聞き漏らす心配が減り、こちらの声もハウリングしにくくなります。

デメリット:画面越しだと、その人の雰囲気や熱量が伝わりにくくなります。また音声にわずかな遅れが出るため、相手の話に食い気味に返すと声が重なってしまいます。相手が話し終えてから一拍おいて話し出す、という間の取り方に慣れが要ります。

*Web面接を退出する時は、面接官が退室するのを待ってから接続を切りましょう。

履歴書・職務経歴書の作成

AIを活用して職務経歴書を整える

ChatGPTに自己PRの材料を箇条書きで渡し、文字数を指定して要約してもらうと、下書きがすぐにできあがります。

AIを使うと作業時間はかなり短縮できます。ただし不自然な日本語になったり、実際には経験していない内容が混ざったりする事があります。必ず自分で読み返し、事実と違う部分は書き直してください。提出するのは自分の経歴です。

*まず自分の長所・短所・特技を箇条書きで書き出し、それをAIに渡すのが効率的です。

・在籍してきた会社での実績・貢献・うまくいった事・うまくいかなかった事を書き出す

面接では、会社に貢献した事だけでなく、うまくいかず苦労した事も質問されます。両方を用意しておくと落ち着いて答えられます。

*履歴書の年月日は入念に確認しましょう!(高校・大学の入学・卒業など)西暦と和暦が混ざりやすいので、どちらかに統一します。

*履歴書・職務経歴書の雛形はWebで無料でダウンロードできます。公的な求人もあわせて見ておくと選択肢が広がるので、ハローワークインターネットサービスも一度のぞいてみてください。

中高年の転職面接に向けて履歴書と職務経歴書を作成する

転職サイトへ登録

エージェントが在籍しているサイトがお勧めです

エージェントが在籍しているサービスは、求人を出している企業の人事と日常的にやり取りをしています。求人票には書かれていない「どんな人を求めているか」を持っているので、その情報が何より重要です。

*これはとある企業の人事の方から聞いた話ですが、エージェントから見れば求職者は「商品」です。採用が決まると人材紹介会社に成功報酬が入る仕組みで、金額は理論年収の30〜35%程度が相場と言われています。だからこそ熱心にフォローしてくれる一方で、応募を急かされる場面もあります。

リクルートエージェント(情報提供がコンスタント)求人数が非常に多い

JACリクルートメント(プラチナ企業が多い)エージェントが薦める企業が有れば活用するメリットが高い。良い事も、悪い事も面談時に伝えてくれ現実を知る事になります。

doda X(プラチナ企業が多い)エージェントがお勧めする企業オファーがあり参考になる。また他の企業のエージェントが更にフォローしてくれるが、ねじ込むのに必死感があるが強引ではない。

エージェントが在籍しているサービスは他にもあります。上記はあくまで筆者が実際に使ったものなので、参考程度に見てください。

CMでお馴染みのビズリーチやエン転職などは求人のプラットフォームで、企業の人事から直接オファーが届く事もあります。エージェント型と併用すると、届く求人の幅が広がります。

面接までの道のり

気になる企業が有れば、どんどんエントリーするべし!

今までの経歴・肩書・プライドは、いったん脇に置きましょう。少しでも興味を持った企業には、どんどんエントリーしてください。中高年になると書類審査で落とされ、面接にすら辿りつけないからです。

エージェントから言われたのは「30社ほどエントリーしても、面接まで進めるのは1〜3社」という事でした。筆者の実感もほぼ同じです。だからこそ定期的にメールで届く求人情報に目を通し、新着企業があればその都度エントリーする事をお勧めします。

本当に心が折れるほど、書類審査で落ちます。

中高年の転職面接まで進むためにエントリーを重ねる

面接対策

傾向と対策には時間をかけましょう

・面接を受ける会社の情報を集めましょう。まずは公式サイトを読み込み、経営理念や事業方針を押さえます。そのうえで「自分ならどこで貢献できるか」を一言で言えるようにしておきます。

・志望動機は必ず聞かれます。考えがまとまらない時はChatGPTに壁打ち相手になってもらうのも一つの手ですが、最後は必ず自分の言葉に直します。

・自己紹介は2分程度で話せるようにまとめ、声に出して練習しておきましょう。スマホで録画して見返すと、話す速さや表情の癖がよく分かります。模擬面接の代わりになります。

・転職理由は前向きに伝えます。在籍していた企業の悪口は言わない事。

・どの様なキャリアプランが有るのか?

・どの様に貢献できるのか?

・どの様にモチベーションを上げているのか?(何が喜びなのか)

・即戦力としてスキル・知識・知見(経験)を活かせるメリット

・希望年収(筆者は以前の年収を聞かれたら答えたうえで、基本的に御社の規定に従う旨を伝えていました)

・現在、勉強して自分自身をアップデートしている事

・最後に「何か質問はありますか?」と必ず聞かれます。お互いに疑問を残さないためにも、気になる事はその場で確認しましょう。

中高年の転職面接で受け答えを練習する様子

中高年の転職面接|準備の5ステップまとめ

ここまでの内容を、実際に手を動かす順番で並べ直しておきます。

  1. Web面接の環境を整える(カメラ付きPC・イヤフォン・静かな場所・安定した回線)
  2. 履歴書と職務経歴書を作る(AIは下書きまで。事実確認と最終調整は自分で)
  3. エージェントが在籍する転職サービスに登録し、求人票に出ない情報をもらう
  4. 少しでも興味を持った企業にはどんどんエントリーする(30社で面接1〜3社が目安)
  5. 志望動機・自己紹介・転職理由・貢献できる事を、声に出して練習しておく

中高年の転職面接にたどり着くまでには、書類選考で落ち続ける時期が必ずあります。筆者もそこで一度心が折れました。転職活動中のメンタルの保ち方については中高年の転職活動がもたらす影響にまとめているので、あわせて読んでみてください。

よくある質問

Q. Web面接で気をつける事は何ですか?

A. 環境と間の取り方です。カメラは目線の高さに合わせ、逆光にならない場所を選びます。音声にわずかな遅れが出るので、相手が話し終えてから一拍おいて答えると声が重なりません。退出は面接官が退室してからにしましょう。

Q. 職務経歴書をAIに書かせても大丈夫ですか?

A. 下書きまでなら有効です。ただし経験していない内容が混ざる事があるので、必ず自分で読み返して事実に直してください。面接では書いた内容を必ず掘り下げられます。

Q. 何社くらいエントリーすればいいですか?

A. 筆者の実感では、30社ほどエントリーして面接まで進めるのが1〜3社です。落ちる事を前提に、母数を確保する進め方をお勧めします。

Q. 転職エージェントと求人サイトはどちらがいいですか?

A. 併用がお勧めです。エージェント型は求人票に出ない社内事情を教えてくれます。プラットフォーム型は企業から直接オファーが届きます。届く求人の種類が違うので、片方だけだと機会を取りこぼします。

Q. 中高年の転職面接では年齢がネックになりますか?

A. 正直、書類の段階では不利に働きます。ただし面接まで進めば、若手にはない実務の判断力や人の動かし方が評価される場面は確実にあります。年齢を言い訳にせず、今も学び続けている事を具体的に話せるかどうかが分かれ目でした。

中高年の転職面接で成功するための戦略と準備
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河合義寛(YoshihiroK)
河合義寛(YoshihiroK)
「Re:じぶん再起動ノート」運営者
こんにちは、河合義寛(YoshihiroK)です。53歳で早期退職し、Adobeとブログで人生を再起動中。医療業界30年の営業経験を土台に、50代からの学び直し・デザイン副業・ブログ収益化のリアルを実体験で発信しています。「今からでも遅くない」そんな再スタートを応援するブログです。
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