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ブログ101記事のアフィリエイトリンクの点検をAIにやらせたら、145本の不備が出た

アフィリエイトリンクの点検を101記事に一括でかけた実録記事のアイキャッチ画像
河合義寛(YoshihiroK)
この記事には広告・アフィリエイトリンクを含みます。

自分のブログには、公開中の記事が101本あります。

そのうち145本のリンクが、何年も前から成果につながっていませんでした。

きっかけは、古い記事を1本だけ手直ししていたときに見つけた短縮リンクです。

開いてみたら、いまはもう使っていない古いトラッキングIDが付いていました。

1本あるということは、他にもあるはずです。

そう考えて、101記事すべてを対象にアフィリエイトリンクの点検をAIにやらせました。

結果は、短縮リンク145種のうち143種が同じ状態でした。

この記事は、その一部始終の記録です。

何を機械に任せられて、何は自分で決めるしかなかったのか。

同じ点検を自分でやりたい人のために、手順もそのまま書きます。

アフィリエイトリンクの点検を始める前に、公園のベンチでノートパソコンを開く50代の男性
きっかけは、古い記事を1本だけ手直ししていたときでした。
そこで見つけた短縮リンクが、全部を調べ直す入口になりました。

この記事で分かること

  • 公開中の101記事から、どんな不備が何本出てきたか
  • 見た目が正常なのに成果につながらないリンクが生まれる理由
  • AIに一括で点検させたときの、実際の手順6つ
  • 機械に任せられたことと、自分で決めるしかなかったこと
  • 記事が少ない人が自分で同じ点検をやるときの三手順
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101記事を点検して、何が出てきたか

先に結果から書きます。

101記事と固定ページ12枚を機械で読み込んで、本文に入っているリンクをすべて洗い出しました。

出てきた不備は大きく5種類です。

101記事を点検して出てきたものすべて公開中の記事に入っていた不備ですAmazonの短縮リンクうち143種が旧トラッキングID145種表示されないバナー画像ではなく0バイトのHTMLを返していた56記事別アカウントの広告タグサイト本体とは違うIDが本文に直書き62記事altが空の画像読み上げにも検索にも中身が伝わらない41枚リンクの貼り間違い別の本のページへ飛んでいた7箇所どれも見た目には分かりません。記事を開いても、リンクの中身までは目視できないからです。

どれも、記事を画面で開いただけでは分かりません。

リンクの文字は正しく見えるし、バナーの場所には何も表示されないだけで、エラーも出ないからです。

自分は毎日のようにサイトを見ていましたが、5年近く気づきませんでした。

リンクの不備に気づかないまま、猫背でパソコンに向かって作業を続ける男性
毎日見ていたのに気づけませんでした。
見ても分からないものを見ていたからです。

いちばん数が多かったのが、Amazonの短縮リンクです。

本文に埋めた短縮URLを1本ずつ実際に叩いて、最終的にどこへ転送されるかを記録しました。

短縮リンク145種の転送先1本ずつ実際に叩いて確かめた結果143種旧トラッキングID143種98.6%現行ID2種1.4%旧IDのリンクは、クリックされても成果になりません。自分では正しく貼ったつもりでも、短縮URLの中身までは見えないのが原因です。

アフィリエイトリンクの点検で怖いのは、この「見た目は正常」という状態です。

リンク切れなら気づけます。

けれど旧IDのリンクは、押せばちゃんとAmazonの商品ページが開きます。

読者にとっては何の問題もなく、自分の成果にだけ入らない状態が続きます。

バナーのほうも似ています。

広告事業者が古いバナーを引退させると、画像のURLは残ったまま中身だけが空になります。

サーバーはエラーではなく正常な応答を返すので、リンク切れ検査の類には一切ひっかかりません。

記事には、何も表示されない空白だけが残ります。

それから、本文に直接書かれた広告タグです。

自分のサイトのものとは違うアカウントのIDが、62記事に埋まっていました。

おそらく昔どこかの解説記事から貼り方をまねたときのものです。

広告枠そのものが無いので何も表示されませんが、そのままにしておく理由もありません。

数字でまとめると

  • 短縮リンク145種のうち、143種が旧トラッキングID(98.6%)
  • 旧IDのリンクが入っていた記事は65本
  • 中身が空のバナーが残っていた記事は56本
  • 別アカウントの広告タグが入っていた記事は62本

先に言葉を三つだけ整理しておく

話を進める前に、この記事で何度も出てくる言葉を三つだけ整理しておきます。

どれもブログを運営していれば必ず出てくるものですが、意味を取り違えたまま使っている人が多い言葉でもあります。

自分もその一人でした。

トラッキングIDというのは、成果を誰の紹介として数えるかを決める識別子です。

Amazonアソシエイトなら、リンクの末尾に付いている短い文字列がそれにあたります。

このIDが違っていると、読者が買っても自分の成果にはなりません。

複数のIDを作れる仕組みになっているので、途中で作り直した人ほど混ざりやすくなります。

短縮リンクは、長いURLを短い文字列に置き換えたものです。

文字数が減って見た目がすっきりする代わりに、本当の行き先が本文からは読み取れなくなります。

代替テキストは、画像が表示できないときや読み上げソフトを使うときに、その画像の内容を伝えるための文章です。

画面には出ないので、空のままでも見た目はまったく変わりません。

この記事で使う言葉

  • トラッキングID:成果を誰の紹介として数えるかを決める識別子。
    これが違うと成果にならない。
  • 短縮リンク:長いURLを短くしたもの。
    本当の行き先が本文からは読めない。
  • 代替テキスト:画像の内容を文章で伝えるための項目。
    画面には出ないので空でも気づけない。

なぜ5年近く気づけなかったのか

5年近く放置していたのは、自分がずぼらだからだと最初は思いました。

けれど整理してみると、そもそも気づける作りになっていない、というのが正確でした。

理由は三つあります。

なぜ自分では気づけないのか三つとも、記事を開いただけでは分かりません理由1短縮URLは中身が見えないamzn.to のリンクは開くまでどこへ飛ぶか誰にも分かりません理由2死んだ広告は200を返すエラーではなく正常応答で中身が空のHTMLが返る。リンク切れ検査に出ません理由3altは画面に出ない空でも見た目は変わらず、読み上げと検索にだけ影響が出ます共通しているのは「目で見ても分からない」ことです。だから何年でも放置されます。

一つ目は、短縮URLの中身が誰にも見えないことです。

記事に貼ってあるのは短い文字列だけで、実際の転送先は開いてみないと分かりません。

しかも短縮リンクを作った時点では正しかったので、貼った本人にも疑う理由がありません。

アフィリエイトリンクの点検には、中身を拡大して確かめる虫眼鏡のような道具が要ることを示す写真
短縮リンクは、開いてみるまで行き先が分かりません。
拡大して中身を見る道具が要ります。

二つ目は、死んだ広告が正常な応答を返すことです。

中身が0バイトでも、通信としては成功しています。

ブラウザは何も表示しないまま、静かに次へ進みます。

三つ目は、画像の代替テキストが画面に出ないことです。

空のままでも見た目はまったく変わりません。

影響が出るのは、読み上げソフトを使う読者と、検索エンジンに対してだけです。

共通しているのは、どれも「目で見ても分からない」ことです。

だから記事を読み返しても見つかりません。

見つけるには、リンクの中身を機械的に開いて確かめるしかありません。

読者の側からは、どう見えていたのか

不備の中身を並べただけでは、深刻さが伝わりにくいと思います。

そこで、読者の側からどう見えていたのかを書いておきます。

まず、旧トラッキングIDのリンクです。

読者から見ると、これはまったく正常です。

押せば商品ページが開きますし、価格も在庫も普通に表示されます。

損をしているのは自分だけで、読者には何の不利益もありません。

そのぶん、誰からも指摘されないまま残り続けます。

次に、表示されないバナーです。

これは読者から見ると、記事の途中に理由の分からない空白があるだけです。

画像が読み込めなかったのか、そういうレイアウトなのかも判別できません。

読み進める邪魔にはなりませんが、記事の作りが雑に見えます。

いちばん実害があったのは、リンクの貼り間違いです。

記事では『手紙屋』の話をしているのに、押すと別の本のページが開きます。

読者は自分が押し間違えたのかと思って戻り、もう一度押して、また違う本が出てきます。

そこで離れてしまってもおかしくありません。

Audibleの一覧ページへ飛ばしていたリンクも同じです。

その本のオーディオブックを聴きたくて押したのに、何百冊もの一覧が出てきます。

そこから目当ての本を探し直す人は、そう多くないはずです。

つまり、アフィリエイトリンクの点検は収益の話であると同時に、読者体験の話でもありました。

自分は最初、成果が入っていないことばかり気にしていました。

けれど調べ終えてみると、読者に余計な手間をかけていたことのほうが気になりました。

AIに一括点検させた6つの手順

ここからが実際の手順です。

特別な道具は使っていません。

WordPressが最初から持っている機能と、リンクを1本ずつ開いて中身を見るだけの単純な処理です。

AIにやらせた手順人間がやると数日、機械なら数分で終わります1全記事を機械で読み込むREST APIで101記事+12ページを一括取得2リンクを全部抜き出す本文から Amazon・広告のURLを残らず列挙31本ずつ転送先を追う短縮URLを叩いて、最終的な行き先とIDを記録4置換案を作って検算する置換前に件数を数え、想定と一致するか確認520件ずつ適用して確認一気にやらず、区切って結果を見ながら進める6公開ページで再点検保存後にサイト側を取り直して、残りゼロを確かめる肝は4と5です。いきなり全部を書き換えず、件数を数えて突き合わせてから適用します。

大事なのは4番目と5番目です。

機械に任せると一瞬で全部書き換えられてしまうので、そのままやると間違いも一瞬で広がります。

そこで、置換する前に「この文字列は何箇所あるはずか」を先に数えて、想定と一致したときだけ適用しました。

リンクの置換件数を数えながら、キーボードで一括点検の処理を進める手元
置換の前に件数を数えます。
この一手間で、貼り間違いが7箇所見つかりました。

たとえば、ある短縮リンクが3記事に入っているはずだと分かっているなら、置換対象が3件であることを確認してから実行します。

5件見つかったら、そこで止めて中身を見ます。

この一手間を入れたおかげで、貼り間違いが7箇所見つかりました。

7箇所というのは、リンクの文字は正しいのに、飛び先がまったく別の本のページになっていたものです。

おそらく複数の記事を続けて書いたときに、前の記事のリンクをそのまま貼ってしまったのだと思います。

これはトラッキングIDを見ているだけでは絶対に見つかりません。

転送先の商品番号まで追って、記事で扱っている本と一致するかを見る必要がありました。

もう一つ気をつけたのは、書き戻すときの本文の取り方です。

WordPressは、記事を表示するときに画像へ自動で属性を足します。

表示用の本文をそのまま保存し直すと、その足された属性が本文に焼き付いてしまいます。

編集用の本文を取り直してから書き換えました。

置換の前に必ずやったこと

  • この文字列は何箇所あるはずか、を先に数える
  • 想定と実際の件数が一致したときだけ適用する
  • 一度に全部やらず、20件ずつ区切って結果を見る
  • 保存したあと、公開ページ側を取り直して残りがゼロか確かめる

点検に使ったもの、使わなかったもの

何か特別なサービスを契約したのかと聞かれそうなので、使ったものを書いておきます。

結論から言うと、追加で契約したものはありません。

記事の本文を読み書きするのに使ったのは、WordPressが最初から持っている機能です。

管理画面から1本ずつ開くのではなく、記事の中身をまとめて取り出せる入口が用意されています。

これを使うと、101記事の本文を一度に読み込めます。

短縮リンクの行き先を調べるのも、特別なことはしていません。

短縮リンクを開くと、サーバーが「本当の行き先はこちらです」という返事を返してきます。

その返事の中身を、ブラウザで表示する代わりに文字として読み取っているだけです。

ブラウザが裏でやっていることを、そのまま画面に出したものだと思ってください。

AIにやってもらったのは、この単純な作業を145回くり返して、結果を表にまとめるところです。

判断が必要な場面では毎回止めて、自分に聞いてくるようにしました。

なお、記事を書き戻すときには一つ注意点がありました。

WordPressは記事を表示するときに、画像へ自動でいくつかの属性を足します。

表示された状態の本文をそのまま保存し直すと、その足された属性が本文に焼き付いてしまいます。

編集用の本文を取り直してから書き換える必要がありました。

これに気づかずに保存すると、記事の作りが少しずつ壊れていきます。

逆に、やらなかったことも書いておきます。

本文の中身は一切書き換えていません。

今回手を入れたのは、リンク先と代替テキストと、固有名詞の書き間違いだけです。

壊れているものを直すのと、主張を書き換えるのは別の作業だと考えたからです。

一度に両方をやると、何が効いたのか分からなくなります。

順位が下がったときに、リンクを直したせいなのか本文を変えたせいなのか、判別がつきません。

もう一つ、記事の削除もしていません。

古い記事を消したくなる場面はありましたが、消してしまうと、どこがだめだったのかをあとで確かめられなくなります。

直して残しておけば、次の点検のときに比べられます。

直した量と、残っていた本数

最終的に直した量です。

アフィリエイトリンクの点検としては、思っていたより大きな作業になりました。

直した量所要は半日ほどでした直した内容本数対象記事Amazonリンクを現行IDへ559本65記事死んだバナーを差し替え63本56記事Audible版がある本へ向け直し95本32記事別アカウントの広告タグを削除63本62記事画像のaltを記入41枚6記事固有名詞の誤記を修正約120箇所39記事同じ作業を手で行うと、1記事5分でも8時間を超えます。機械にやらせる価値があるのは、この種の単純で量の多い仕事です。

Amazonのリンクは、サイト全体で686本ありました。

点検後は、その686本すべてが現行のトラッキングIDになっています。

短縮リンクは0本、表示されないバナーも0本です。

点検で洗い出したリンクの一覧を一項目ずつ確認していくビジネスマン
サイト全体で686本のAmazonリンクを数え直しました。
いまはその全部が現行のIDです。

ついでに気づいて直したものもあります。

Audible版がある本のリンクが、Audibleの一覧ページに向いていました。

一覧に飛ばされた読者は、そこから自分でその本を探し直すことになります。

62冊を調べて、Audible版があった32冊については、その本の商品ページへ直接向け直しました。

逆にAudible版が無い本もありました。

その場合はリンク先だけ直しても足りません。

本文に「オーディオブックでも聴けます」と書いてあるのに実際には無いのでは、読者をだますことになります。

文言のほうも書き換えました。

686本Amazonリンクの総数
すべて現行ID
0本短縮リンクの残り
0本表示されないバナーの残り

関連記事

この点検でリンクを直した記事のひとつが、『手紙屋』の要約記事です。

シリーズの続編は『手紙屋 蛍雪篇』の要約記事にまとめています。

AIを仕事に使う考え方そのものは、『生成AI最速仕事術』の要点をまとめた記事で書いています。

かかった時間と、変わったこと

かかった時間の話をします。

時間の使い方がどう変わったか半日で終わったので、その日のうちに記事も書けました手作業でやった場合の見積り約8時間機械にやらせた実績約30分の実作業時間そのものより、「やる気になるかどうか」が変わりました。8時間かかると分かっている作業には、なかなか手が伸びません。

同じことを手作業でやると、1記事あたり5分で見積もっても8時間を超えます。

実際には5分では終わりません。

短縮リンクを1本ずつブラウザで開いて、URL欄の文字列を目で読んで、記事に戻って貼り直す作業だからです。

作業時間の比較を象徴する、砂時計とノートパソコンが並んだデスク
手作業なら8時間超の見積りでした。
実作業は30分ほどで終わりました。

機械にやらせた実作業は30分ほどでした。

準備や確認を含めても半日で片づいたので、その日のうちに別の記事を1本書けました。

ただ、本当に変わったのは時間そのものではありません。

「やる気になるかどうか」が変わりました。

8時間かかると分かっている作業には、なかなか手が伸びません。

半日で終わると分かっていれば、腰が上がります。

50代から始めたブログで、いちばん失われやすいのは気力だと感じています。

面倒な作業を機械に渡せると、書くほうに気力を残せます。

任せてよかったこと、任せられなかったこと

今回の作業で、任せてよかったことと、任せられなかったことがはっきり分かれました。

任せてよかったこと、任せられなかったこと境目がはっきり出ました機械に任せてよかった・101記事を残らず走査する・145本の転送先を1本ずつ追う・置換件数を数えて検算する・62冊のAudible版の有無を調べる・保存後にサイト側で再確認する人が決めるしかなかった・どの本を主題と見なすか・シリーズ全体か1巻かの判断・過去の失敗を公開するかどうか・画像altに何と書くのが適切か・そもそも何を直すべきかの優先順位右側はすべて「文脈の判断」です。数を数える仕事と、意味を決める仕事は、はっきり分かれました。

機械が強いのは、数を数える仕事です。

101記事を1本残らず走査することも、145本の転送先を順番に追うことも、疲れずに同じ精度でやります。

人間なら50本目あたりで集中が切れて、見落としが出ます。

機械に任せる部分と自分で決める部分の境目を考える、パソコンの前のシニア男性
数を数える仕事と、意味を決める仕事。
境目ははっきり分かれました。

一方で、意味を決める仕事は最後まで自分の役目でした。

たとえばシリーズものの本で、リンク先を1巻にするのか全巻セットにするのかは、記事の文脈を読まないと決まりません。

画像の代替テキストに何と書くのが適切かも、その記事で何を伝えたいかによって変わります。

それから、この失敗を記事として公開するかどうか。

これも機械には判断できません。

自分のブログの信用に関わる話なので、最後は自分で決めました。

書いた理由は単純で、同じことをしている人が他にもいると思ったからです。

自分の失敗を隠して「ブログの始め方」だけを書くより、こちらのほうが役に立つはずです。

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※上記はアフィリエイトリンクです。図解を自分で作るために使っているツールです。

同じ点検を自分でやるときの三手順

同じ点検を自分でやりたい人のために、最低限の手順を書いておきます。

記事の本数が少なければ、機械を使わなくても十分にできます。

同じ点検を自分でやるなら特別な道具は要りませんまず短縮リンクを洗い出す記事の本文から amzn.to を検索するだけで見つかります次に転送先のIDを確認する短縮URLを開いて、URL欄のtag= が現行IDか確かめます最後に商品ページへ張り直す検索結果ではなく商品ページのほうが読者にも親切ですリンクが10本程度なら手作業で十分です。100本を超えたあたりから、機械に任せる意味が出てきます。

まず、自分の記事に短縮リンクが何本あるかを数えます。

WordPressの管理画面の検索では本文の中まで探せないことがあるので、サイト内検索か、記事の一覧を表示して本文の文字列を探すのが確実です。

車の定期点検のように、ブログのアフィリエイトリンクの点検も定期的に必要だと示す写真
車の定期点検と同じです。
壊れてから直すより、決めた周期で見るほうが軽く済みます。

見つかった短縮リンクは、1本ずつブラウザで開きます。

転送された先のURL欄に、自分のトラッキングIDが入っているかを確認します。

違うIDや、そもそもIDが付いていないものが出てきたら、それが直す対象です。

直すときは、短縮リンクのままにせず、商品ページの正式なURLに張り替えることをおすすめします。

短縮リンクは、あとからまた同じ問題を起こします。

中身が見えないというのが、そもそもの原因だからです。

もう一つ。

検索結果のページではなく、商品そのもののページへ向けてください。

検索結果に飛ばされた読者は、そこから自分で探す手間を負います。

自分のサイトでは、検索ページ行きだったリンクを商品ページへ格上げしただけで、リンクの意味がずいぶん変わりました。

リンクが10本程度なら、手作業で30分もかかりません。

100本を超えたあたりから、機械に任せる意味が出てきます。

数が多い人に向けて、もう一つだけ。

一度に全部を直そうとしないでください。

自分は20件ずつ区切って、その都度結果を見ながら進めました。

途中で想定と違うものが出てきたときに、戻れる幅が小さいほうが安心だからです。

点検のときに一緒に見ておくと得なところ

  • 画像の代替テキストが空になっていないか
  • 広告バナーの近くに、広告であると分かる表示があるか
  • 外部リンクに rel 属性が付いているか
  • 固有名詞の書き間違いが残っていないか

広告の表示については、消費者庁が景品表示法の指定告示としてまとめています。

判断に迷ったときは、解説記事ではなく元の資料を見るのが早いです。

消費者庁「令和5年10月1日から、ステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」

この点検で学んだ三つのこと

最後に、このアフィリエイトリンクの点検で学んだことを三つ書きます。

この点検で学んだ三つのこと50代からブログを続ける人に向けて1古い記事ほど危ない公開した直後は正しくても規約や商品は入れ替わります2見えない不備を疑う表示が正常でも、リンクの中身は壊れていることがあります3定期点検を仕組みにする書くことと同じくらい、保つことに時間を割きます記事を増やすほど、点検の対象も増えていきます。早いうちに仕組みにしておくほうが、あとが楽になります。

一つ目は、古い記事ほど危ないということです。

公開した時点では正しくても、そのあとで規約が変わり、商品が入れ替わり、広告が引退します。

記事は放っておいても古びます。

点検を仕組みにする話し合いをする、パソコンを前にしたシニアのビジネスマン二人
書くことと同じくらい、保つことに時間が要ります。
半年に一度は同じ点検をかけることにしました。

二つ目は、表示が正常でも中身は壊れていることがある、ということです。

自分は「見て確認した」つもりでいましたが、見ても分からないものを見ていました。

三つ目は、点検を仕組みにしておくことです。

記事を増やすほど、点検の対象も増えます。

いまは101本ですが、200本になってから初めてやろうとすると、もっと腰が重くなります。

自分は、これから半年に一度は同じ点検をかけることにしました。

書くことと同じくらい、保つことに時間を割く必要があると分かったからです。

もう一つ、書いておきたいことがあります。

今回の作業でいちばん怖かったのは、不備の数ではありませんでした。

自分が「確認したつもり」でいたことのほうです。

記事を公開する前には、毎回リンクを押して確かめていました。

押せば商品ページが開くので、それで確認したつもりになっていました。

けれど自分が見ていたのは「開くかどうか」だけで、「誰の紹介として数えられるか」は一度も見ていませんでした。

確認するときは、何を確認していないのかも一緒に考えたほうがいいと思います。

自分の場合、それに気づくのに5年かかりました。

半年に一度と決めたと書きましたが、決めただけでは実行しません。

そこで、次にやるときの手順をそのまま残しておくことにしました。

残したのは、今回どういう順番で何を確かめたかというメモです。

次の点検では、この順番をなぞるだけで済みます。

初回にいちばん時間がかかったのは、実は作業そのものではなく、何を確かめればいいのかを決めるところでした。

アフィリエイトリンクの点検を続けるコツがあるとすれば、毎回ゼロから考えないことだと思います。

点検のあとに変えた、記事の書き方

同じことを繰り返さないために、記事を書くときのルールをいくつか変えました。

どれも地味なものですが、今回のアフィリエイトリンクの点検で出てきた失敗に、そのまま対応しています。

一つ目は、リンクを短縮しないことです。

本文が少し長くなりますが、あとから見直すときに圧倒的に楽です。

二つ目は、リンクを張った直後に、その場で押して確かめることです。

確かめるのは、開くかどうかだけではありません。

開いたページが目的の商品か、URLに自分のIDが入っているか、の二点です。

三つ目は、画像を入れたらその場で代替テキストを書くことです。

あとでまとめて書こうとすると、その画像をなぜ入れたのかを忘れています。

実際、今回埋めた41枚のうち何枚かは、当時の意図を思い出せないまま書きました。

四つ目は、広告のバナーを記事の中に直接埋めこまないことです。

バナーは予告なく引退します。

記事ごとに埋めていると、56記事を一斉に直すはめになります。

これから守る四つのルール

  • リンクを短縮しない。
    本文を見れば行き先が分かる状態を保つ。
  • リンクを張った直後に押して、商品とIDの二点を見る。
  • 画像を入れたら、その場で代替テキストを書く。
  • 広告のバナーを記事の中に直接埋めこまない。

この記事の写真と図解について(Adobe Stock)

写真11点はすべてAdobe Stockの無料素材

この記事で使っている写真は11点あります。

すべてAdobe Stockの無料コレクションから選びました。

無料といっても品質は有料素材と同じで、商用利用もできます。

記事の図解と写真を用意する作業を表す、ノートパソコンと虫眼鏡が並んだ机
写真の質は、そのまま記事の説得力になります。
文章が同じでも、素材が変わると印象が変わります。

記事を作っていて実感したのは、写真の質がそのまま記事の説得力になるということです。

文章の中身が同じでも、素材が違うと読み手の受ける印象が変わります。

ただ、無料枠だけで進めていると足りなくなる場面もあります。

今回も「日本人が写っている素材」と「今回の話に合う構図」の両方を満たすものを探すのに時間がかかりました。

無料枠は数が限られているので、必要な1枚が見つからないことがあります。

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※上記はアフィリエイトリンクです。無料コレクションで足りなくなったときの選択肢です。

図解9点は自分で作っている

本文に入れた図解9点は、すべて自分で作ったものです。

作っていて気づくのは、図に落とすと理解の穴が見えるということです。

文章では「たくさんあった」で済ませられますが、図にすると本数を書かなければなりません。

今回も、図を作る段階で数字が合わない箇所が2つ見つかりました。

数え直したら、こちらの集計のほうが間違っていました。

図解は読者のためだけでなく、自分の検算にもなります。

50代から始めるなら、どこから手をつけるか

ツールの選び方について、よく聞かれるので書いておきます。

結論から言うと、作りたいものを先に決めてから選ぶのが遠回りに見えて早いです。

使い分けの目安

  • Adobe Stock 単体:写真とイラストだけ欲しい人。
    記事に素材を使うだけならこれで足ります。
  • Creative Cloud:図解やロゴを自分で作りたい人。
    IllustratorやPhotoshopが入ります。
  • Adobe Express:テンプレートから素早く仕上げたい人。
    ブラウザだけで動くので導入が軽いです。

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※上記はアフィリエイトリンクです。IllustratorやPhotoshopを使いたい場合はこちらです。

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※上記はアフィリエイトリンクです。テンプレートから作りたい場合はこちらです。

最後に釘を刺しておきます。

ツールを買っただけでは何も変わりません。

自分は50代でWEBデザインのオンラインスクールに通いましたが、そこから1円も稼げませんでした。

道具と講座はそろっていたのに、作りたいものが決まっていなかったからです。

先に「何を作るか」を決めてください。

決まっていれば、必要な道具は自然に絞られます。

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※上記はアフィリエイトリンクです。

よくある質問

記事が20本くらいでも、同じ点検は必要ですか。

必要です。

本数が少ないほど手作業で済むので、むしろ気楽にできます。

20本なら1時間もかかりません。

早いうちに一度やっておくと、あとの記事を書くときの貼り方そのものが変わります。

旧IDのリンクは、押されても本当に成果にならないのですか。

なりません。

リンク自体は正常に商品ページへ飛ぶので、読者には何の問題もありません。

ただ、成果の集計はトラッキングIDごとに行われます。

使っていないIDに紐づいた分は、自分の管理画面には出てきません。

短縮リンクは使わないほうがいいですか。

自分は使わないことにしました。

理由は、あとから中身を確かめるのに手間がかかるからです。

正式なURLで書いておけば、記事の本文を見るだけで飛び先が分かります。

文字数は増えますが、点検が楽になるほうを取りました。

AIがリンクを勝手に書き換えて壊すことはありませんか。

やり方によっては起こります。

だから今回は、置換する前に必ず件数を数えました。

想定と実際が一致しないときは止めて、中身を目で見ています。

一度に全部を書き換えず、20件ずつ区切って結果を確かめるのも同じ理由です。

プログラムが書けなくてもできますか。

記事が数十本なら、ブラウザだけでできます。

短縮リンクを開いて、URL欄のトラッキングIDを確かめて、正式なURLに張り替えるだけです。

100本を超えたあたりから、機械に任せる意味が出てきます。

どのくらいの周期で点検すればいいですか。

自分は半年に一度と決めました。

広告のバナーは予告なく引退しますし、Audible版のように商品の側が入れ替わることもあります。

周期を決めておかないと、また5年たちます。

古い記事を直すと、検索順位に悪い影響は出ませんか。

今回直したのは、リンク先と代替テキストと誤記です。

本文の主張や見出しは変えていません。

壊れていたものを直す作業なので、マイナスにはならないと考えています。

ただし、内容を大幅に書き換えるのは別の話です。

そちらは一度にやらず、数本ずつ様子を見ながら進めるつもりです。

リンクを直したら、収益は増えましたか。

直したばかりなので、まだ分かりません。

そもそも自分のサイトは検索からの訪問がとても少なく、リンクを直したところで押す人が増えるわけではありません。

ただ、押されたときに成果にならない状態だけは無くなりました。

効果を保証する話ではなく、土台を戻しただけだと思っています。

ブログのアフィリエイトリンクの点検は、何から手をつければいいですか。

短縮リンクからです。

中身が見えないものが、もっとも長く放置されます。

次に、何も表示されていない広告枠がないかを見ます。

代替テキストは、時間ができたときに少しずつでも間に合います。

まとめ

101記事のアフィリエイトリンクの点検をAIにやらせた記録を書きました。

出てきた不備は、短縮リンク145種のうち143種が旧トラッキングID、表示されないバナーが56記事、別アカウントの広告タグが62記事です。

どれも記事を開いただけでは分かりませんでした。

アフィリエイトリンクの点検を終えたあとのチェックリストと、次の点検へ向かう準備を表す写真
点検は一度で終わりではありません。
周期を決めて、また同じことをします。

機械が強かったのは、数を数える仕事でした。

101記事を残らず走査することも、145本の転送先を1本ずつ追うことも、疲れずに同じ精度でやります。

一方で、リンク先をどの本にするか、代替テキストに何と書くかといった判断は、最後まで自分の役目でした。

この記事を書いた理由は、同じ状態のブログが他にもあると思ったからです。

自分と同じように50代から始めた人ほど、記事の本数が増えたあとで気づくのだと思います。

古い記事ほど点検の価値があります。

最後に一つだけ。

今回見つかった不備は、どれも自分が過去にやったことの結果です。

誰かに壊されたわけではありません。

そう思うと落ち込みますが、自分で作ったものなら自分で直せるはずです。

実際、半日で戻りました。

この記事の要点

  • 見た目が正常でも、リンクの中身は壊れていることがある
  • 短縮リンクは、開くまで行き先が分からないので放置されやすい
  • 置換の前に件数を数えると、貼り間違いまで見つかる
  • 検索結果ではなく商品ページへ向けるほうが読者に親切
  • 点検は周期を決めて仕組みにしておく
アフィリエイトリンクの点検で出てきた不備と直した量をまとめたカード
保存用のまとめカードです。
自分で点検するときの三手順も入れてあります。

この記事は、自分のブログで実際に行った作業の記録です。

使っている数字はすべて自分のサイトの実測値で、他のサイトで同じ割合になるとは限りません。

効果を保証するものでもありません。

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河合義寛(YoshihiroK)
河合義寛(YoshihiroK)
「Re:じぶん再起動ノート」運営者
こんにちは、河合義寛(YoshihiroK)です。53歳で早期退職し、Adobeとブログで人生を再起動中。医療業界30年の営業経験を土台に、50代からの学び直し・デザイン副業・ブログ収益化のリアルを実体験で発信しています。「今からでも遅くない」そんな再スタートを応援するブログです。
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