自己啓発本を読んでも成功しない理由【53歳の実体験】

本とは無縁だった私がAmazonのオディブルに出会い、何気ない日常で傾聴し人生を振り返り反省をしました。本との出会いは素晴らしい、先人が残した叡智(深遠な道理を知りうるすぐれた知恵)ランニング中、日常の作業時に傾聴すると知識力を高める事ができますよ。
「読んだだけ」で終わる自己啓発本、その落とし穴とは?
もしかして、あなたも自己啓発本を読み漁っているのに、思うような成果が出ていないのではないでしょうか?
私も53歳になるまで、何十冊もの自己啓発本を読んできました。
読んだ直後はモチベーションが上がるものの、結局は元の生活に戻ってしまう…。

そんな繰り返しに疲れていた時、長倉顕太氏の『なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?』と出会いました。
この本は、自己啓発本の「罠」を明確に指摘し、本当に人生を変えるための具体的な方法を教えてくれます。
40代・50代の私たちが陥りがちな思考パターンを見事に言い当て、現実的な解決策を提示してくれる一冊です。
今回は、この本を読んで実際に変わった私の体験談とともに、同じ悩みを抱える方々に向けて書評をお届けします。

『自己啓発本はなぜ効かないのか?』を手に取った理由
私がこの本を手に取ったのは、転職活動がうまくいかず、将来への不安が最高潮に達していた時期でした。
50代という年齢もあり、書類選考で落とされることが続いていました。
そんな時、いつものように書店で自己啓発本を探していると、この本のタイトルが目に飛び込んできました。
「なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?」
まさに私の疑問そのものでした。

これまで読んできた数十冊の自己啓発本が、結局何の役にも立たなかった現実。
この本なら、その答えが見つかるかもしれないと思い、迷わず購入しました。
著者の長倉顕太氏は、出版プロデューサーとして多くのベストセラーを生み出してきた方です。
自己啓発本の裏側を知り尽くした人だからこそ書ける、リアルな内容に期待していました。

読んで刺さった3つの言葉と行動の気づき
「知識だけでは人生は変わらない」
この言葉に、私は深く頷きました。
これまで私は、本を読むことで何かが変わると思い込んでいました。
しかし、知識をインプットしただけでは、現実は何も変わらないのです。

「行動しない理由を正当化するために本を読んでいる」
これは痛いところを突かれました。
転職活動がうまくいかない時、私は「もっと勉強しなければ」と言い訳をして、また新しい本を買っていました。
実際には、行動することから逃げていたのです。

「小さな行動の積み重ねが大きな変化を生む」
この本は、壮大な夢や目標よりも、今日できる小さな行動を重視しています。
53歳の私にとって、この現実的なアプローチは非常に腑に落ちました。

自己啓発本からの行動実践で起きた変化
この本を読んだ後、私は大きく3つのことを実践しました。
まず、毎日30分の散歩を始めました。
本書では「体を動かすことで脳が活性化する」とありましたが、確かに歩いていると新しいアイデアが浮かんできます。

転職活動で煮詰まっていた思考が、散歩によってリセットされるのを感じました。
次に、読書ノートをやめて行動リストに変更しました。
これまでは本の内容を綺麗にまとめることに満足していましたが、今は「今日やること」を3つだけリストアップしています。

小さな行動でも、実際に実行することで達成感が得られます。
最後に、転職活動の方法を根本的に変えました。
求人サイトを眺めるだけでなく、実際に企業の説明会に参加し、人事担当者と直接話をする機会を作りました。
50代の転職は厳しいですが、人と人のつながりを大切にすることで、道が開けてきました。

自己啓発本の罠に気づき、現実的な突破口を得る
この本最大の価値は、自己啓発本の本質を見抜く視点を与えてくれることです。
多くの自己啓発本は、読者に「夢を持て」「ポジティブに考えろ」と言いますが、現実的な行動指針は曖昧です。
しかし、この本は違います。

なぜ自己啓発本を読んでも変わらないのか、その仕組みを論理的に説明してくれます。
また、年齢に応じた現実的な目標設定の大切さも教えてくれます。
20代の若者と50代の私では、置かれている状況が全く違います。
無理に若い人の真似をするのではなく、今の自分にできることから始める。
この当たり前のことに、改めて気づかされました。
私たち中高年にとって重要なのは、「変わる勇気」よりも「変わる知恵」なのかもしれません。

同じ悩みを持つ人に伝えたいこと
中高年の皆さん、自己啓発本を読んでも変わらない自分を責める必要はありません。
変わらないのは、あなたの能力や意志の問題ではありません。
多くの自己啓発本は、私たちの年代の現実を考慮していないのです。
家族がいて、住宅ローンがあって、親の介護の心配もある。

そんな私たちが、「すべてを捨てて夢を追え」と言われても現実的ではありません。
でも、だからといって諦める必要もありません。
この本が教えてくれるのは、今いる場所から始められる変化です。
私の場合、転職活動がうまくいかなかった時期に、この本と出会えて本当に良かったと思っています。
劇的な変化は起こりませんでしたが、確実に前に進んでいる実感があります。

今すぐできる行動3選
①読書時間を行動時間に変える
明日から、本を読む時間を半分に減らしてください。そして、空いた時間で本に書かれていることを一つでも実践してみましょう。小さな行動でも、実際にやってみることで見えてくるものがあります。

②「今日やること」リストを作る
毎朝、その日にやることを3つだけ書き出してください。大きな目標である必要はありません。「30分散歩する」「友人に連絡する」「部屋を片付ける」など、確実にできることから始めましょう。

③人との接触を増やす
一人で本を読んでいるだけでは、視野が狭くなります。家族や友人、職場の同僚と、普段より少し深い話をしてみてください。
他人の視点を知ることで、自分の思い込みに気づけるはずです。

もう遅くない!中高年でも「人生は変えられる」
長倉顕太氏の『なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?』は、私たち中高年にとって非常に価値のある一冊です。
この本は、自己啓発本の問題点を指摘するだけでなく、現実的な解決策を提示してくれます。
派手な成功談ではなく、地に足のついた変化の方法を教えてくれるのです。
53歳の私にとって、この本との出会いは人生の転機となりました。
劇的な変化はありませんが、確実に前に進んでいる実感があります。

そして何より、自分自身に対する見方が変わりました。
人生を変えるのに、遅すぎることはありません。
ただし、正しい方法で、現実的なステップを踏むことが大切です。
あなたも、この本を読んで、小さな一歩を踏み出してみませんか?
きっと、今まで見えなかった景色が見えてくるはずです。

1. 書籍紹介(Amazon)
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『なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?』長倉顕太著
「自己啓発本が悪いとは思っていない。
(中略)ただし、自己啓発本が耳当たりの好い言葉を使いがちなため、
多くの人が『気持ち良くなって終わり』という間違った読み方をしているのだ。
本書は『自己啓発本の読み方』を、実際にベストセラーを作ってきた編集者が説明するというもの」(「文庫版まえがき」より)。
累計1100万部の本を手がけたプロデューサーが著者が初めて告白する「成功法則」の裏とは?

興味を持たれた方は購読またはオディブルで、改めて人生観を見つめ直すコーチングしてくれる本です。
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