株式会社タイムカプセル社(喜多川 泰) 十年前からやってきた使者 - Re:じぶん再起動ノート
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株式会社タイムカプセル社(喜多川 泰) 十年前からやってきた使者

Yoshihiro_Kawai
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人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる

人生の転機にぜひ読んでほしい一冊『株式会社タイムカプセル社』(喜多川泰著)について書いてみたいと思います。

本とは無縁だった私がAmazonのオディブルに出会い、何気ない日常で傾聴し人生を振り返り反省をしました。本との出会いは素晴らしい、先人が残した叡智(深遠な道理を知りうるすぐれた知恵)ランニング中、日常の作業時(掃除・洗濯etc)

はじめに:あらすじの概要

過去からの手紙を届ける事で人々に希望の光を灯す。過去と未来と現在、愛に溢れた言葉は人生を変える重みがある。そんな事を教えてくれる作品です。

『株式会社タイムカプセル社』は、45歳で職も家族も失った主人公・英雄(ひでお)が、未来の自分に宛てた手紙を届けるという特殊な業務を行う会社「株式会社タイムカプセル社」で働くことから始まります。

彼は「特別配達困難者対策室」に配属され、配達不能となった手紙を直接届ける任務を担います。

上司である海人とともに全国各地に出向き直接手紙を渡すことで、受け取った人も渡しに来た自分にも新たな気づきがあった。

物語は、ある島の中学校で10年前に書かれた手紙を5人の人に届ける任務で出会う人々とのお話。

その過程で、彼自身も過去と向き合い、再生の道を歩み始めます。

子供の頃に未来の自分に宛てた手紙を開けたとき、それを「懐かしい」と思うのか、「くだらない」と思うのかで、これまでの自分の人生がわかるのです。


それでも「いつだってやり直せる」を軸に、様々な人たちのターニングポイントを集めた物語です。

1. 嶋明日香(大阪・心斎橋)

中学生の自分から「夢を絶対にあきらめないで」というメッセージ。

背景:夢を諦め、居候生活を送る25歳。

25歳の明日香は、夢を諦め、居候生活を送っていました。

そんな彼女のもとに、中学時代の自分からの手紙が届きます。

純粋な願いと希望に満ちた手紙は、「どうせ自分なんて」という否定的な思考に陥っていた彼女の心を揺さぶります。

自分を責め続けていた心に刺さる言葉。

「どうせ私なんて」と諦めていた心が、「もう一度挑戦しよう」という気持ちに変わる。

涙を流しながら、過去の自分に「ごめんね」と謝る姿は、読者の心にも深く響きました。

このエピソードは、自己否定の連鎖を断ち切り、再び夢に向かって歩き出す勇気を与えてくれました。

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2. 森川桜(北海道・苫小牧)

15歳の自分からの希望に満ちた未来へのビジョン。

背景:夢破れ、ラーメン屋で働く元キャビンアテンダント志望。

15歳の頃、キャビンアテンダントになる夢を抱いていた桜は、元恋人との駆け落ちを経て、現在はラーメン屋でアルバイトをしています。

彼女は、元恋人の婚約者を傷つけたという罪悪感から、自分は幸せになってはいけないと考えていました。

過去の恋愛と失敗による自己否定。

妊娠をきっかけに「自分にはもう一度幸せになる価値がある」と気づく。

「想像上のオバケ=罪悪感」を乗り越える成長が感動的。

このエピソードは、過去の過ちを受け入れ、前向きに生きることの大切さを教えてくれます

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3. 重田樹(東京・原宿)

昔描いた「何者かになる夢」への問いかけ。

背景:仕事も順調で見た目には成功者。

原宿で成功を収めた重田は、過去の自分からの手紙を受け取ります。

一見順風満帆に見える彼の生活も、実は過去の夢や希望を忘れてしまっていたことに気づきます。

外から見える成功と内面の空虚さのギャップに気づく

昔の自分に「本当の自分を忘れるな」と言われ、初心に戻る。

大人でも夢を再定義できることを教えてくれる。

手紙を通じて、自分の本当の気持ちと向き合い、再び情熱を取り戻す姿は、読者にとっても自己との対話の重要性を再認識させてくれます。

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4. 芹沢将志(NY・Manhattan)

純粋な「世界で活躍したい」という子供の夢

背景:グローバルに活躍するエリート。

ニューヨークで成功を収めた芹沢も、過去の自分からの手紙を受け取ります。

彼は、手紙を通じて自分のルーツや本当の願いに気づきます。

親の期待や他人の評価ではなく、自分の願いに耳を傾けるようになる。

「何のためにここに来たのか」を再認識し、誇りと情熱を取り戻す。

海外でも「心のふるさと」を忘れない姿に共感が広がる。

このエピソードは、国境を越えた心の旅を描いており、読者にとっても自分の原点を見つめ直すきっかけとなります。

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5. 波田山一樹(東京・国分寺)

家族との絆を信じる少年時代の気持ち。

背景:家庭問題や親子関係に悩む男性。

波田山の物語は、家族との関係や過去の選択について考えさせられる内容となっています。手紙を通じて、彼は家族との絆を再確認します。

家庭問題や親子関係に悩む男性。

親との確執や疎遠を乗り越える決意。

「家族を信じていい」と自分に言い聞かせる姿が心に響く。

自分自身も「誰かの父親になる準備」を始める。

このエピソードは、家族とのつながりの大切さや、過去の選択を受け入れることの重要性を教えてくれます。

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まとめ:過去の自分からの手紙が教えてくれること

株式会社タイムカプセル社』は、過去の自分からの手紙を通じて、自己との対話や人生の再出発を描いた感動的な物語です。

登場人物たちのエピソードは、読者自身の人生にも重なり、多くの気づきや勇気を与えてくれます。

これらの登場人物たちは皆、「過去の自分」からの手紙という形で、「初心・夢・後悔・希望」といった感情に再会します。そして、それによって彼らの今と未来が大きく変わっていきます。

この作品を通じて、自分の過去を受け入れ、未来に向かって前向きに生きることの大切さを再認識できるでしょう。

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株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者

<人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる。> 

45歳で仕事も家族も失った英雄は、株式会社タイムカプセル社という一風変わった会社で働くことになる。 
未来の自分に向けて書いた手紙を、数年〜数十年後に配達することを事業とする会社だ。 

配属されたのは<特別配達困難者対策室>。 
仕事内容は、さまざまな事情で配達不能になった人たちに直接手紙を届けにいくというものだった。 
英雄は上司の海人とタッグを組み、2週間のうちに5通の手紙を届けるという任務につく。 

大阪、北海道、東京、そしてニューヨーク。 
各地で手紙の受取人と出会い、それぞれの人生に触れていく中で、英雄は自分の本当の気持ちに気づいていく

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株式会社タイムカプセル社

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YoshihiroK
YoshihiroK
Y’s Design Blogger
ありがとうございます!「Re:じぶん再起動ノート」へようこそ。 人生は一度きり!何度だって“再起動”できる。 「このまま定年まで走り続けることが本当に幸せなのか?」と。 早期退職。キャリアで培った“プロの視点”と“リアルな挫折”を公開しています。
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