【書評】ほどよく孤独に生きてみる 感想 – 中高年が人生を変える実践法

本とは無縁だった私がAmazonのオディブルに出会い、何気ない日常で傾聴し人生を振り返り反省をしました。本との出会いは素晴らしい、先人が残した叡智（深遠な道理を知りうるすぐれた知恵）ランニング中、日常の作業時に傾聴すると知識力を高める事ができますよ。

心が疲れた中高年に贈る、“孤独”という癒しの時間

「もう若くないから、人生を変えるなんて無理だろう…」

そんな風に諦めかけていませんか？

40代、50代になると、周りの目や家族の期待に応えることばかりに追われて、自分らしさを見失いがちです。

私も同じでした。毎日の仕事に追われ、家族との時間も大切にしながら、ふと「これが本当に自分の人生なのか？」と疑問に思うことがありました。

そんな時に出会ったのが、藤井英子さんの「ほどよく孤独に生きてみる」です。

この本は、人生の後半戦を迎えた私たちに、新しい生き方の提案をしてくれます。孤独を恐れるのではなく、むしろ味方にして、自分らしい人生を歩む方法を教えてくれるのです。

この記事では、実際にこの本を読んで心が動かされた体験談と、読後に実践して変化したことを、同じ悩みを持つあなたにお伝えします。

この本を手に取ったきっかけ

書店で偶然目に留まったこの本。

タイトルの「ほどよく孤独」という言葉が、なぜか心に響きました。

最近、SNSで常に誰かとつながっていることに疲れを感じていたんです。Facebook、Instagram、LINE…。気がつくと一日中、誰かの投稿をチェックしている自分がいました。

でも、本当に充実感があるかというと、そうでもない。

むしろ、他人と比較して落ち込むことの方が多かったかもしれません。

「みんなと一緒にいることが正解」という価値観に、いつの間にか縛られていたのかもしれません。

そんな時に見つけたこの本は、まさに私が求めていた答えを示してくれそうな予感がしました。

中年期を迎えた今だからこそ、「孤独」との付き合い方を見直す必要があるのかもしれない。

そう思って、迷わず購入しました。

読んで刺さった3つの言葉

1. 「孤独は選択肢。寂しさは感情」

この言葉を読んだ瞬間、雷に打たれたような衝撃を受けました。

今まで「孤独＝寂しい」と決めつけていた自分に気づいたんです。

でも、よく考えてみると、一人でコーヒーを飲む時間、早朝の散歩、読書タイム。これらは決して「寂しい時間」ではありませんでした。

むしろ、自分と向き合える貴重な時間だったんです。

孤独は、自分で選ぶことができる。この考え方が、私の人生観を大きく変えました。

2. 「人生の後半戦は、引き算の美学」

50代を迎えた今、この言葉が深く胸に響きました。

20代、30代の頃は「あれもしたい、これもしたい」と、常に何かを足し算していました。

でも、今は違います。

本当に大切なものを見極めて、不要なものは手放す。

そんな「引き算の美学」こそが、充実した人生を送る秘訣なのかもしれません。

実際、この本を読んでから、自分の時間の使い方を見直すきっかけになりました。

3. 「他人の期待より、自分の満足を優先する」

この言葉は、私にとって革命的でした。

会社でも家庭でも、常に「期待に応えなければ」というプレッシャーを感じていました。

でも、この本を読んで気づいたんです。

まず自分が満足していなければ、他人を本当に幸せにすることはできないということを。

自分を大切にすることは、決して自分勝手なことではないんです。

読後に実践して変わったこと

この本を読んでから、私は具体的に3つのことを実践しました。

1. 朝の一人時間を作る

毎朝6時に起きて、1時間だけ自分だけの時間を作りました。

コーヒーを淹れて、読書をしたり、日記を書いたり。

最初は早起きが辛かったのですが、慣れてくるとこの時間が一日の中で最も充実した時間になりました。

誰にも邪魔されない、純粋に自分と向き合える時間。

これが、一日の活力源になっています。

2. SNSの時間を意識的に減らす

以前は1日2時間もSNSを見ていました。

でも、その時間を読書や散歩、趣味の時間に変えました。

すると、不思議なことに集中力が上がり、仕事の効率も良くなったんです。

他人の投稿を見て一喜一憂する時間が減った分、自分の内面と向き合う時間が増えました。

3. 「No」を言う勇気を持つ

断るのが苦手だった私ですが、本当に必要でない誘いや依頼は丁寧にお断りするようになりました。

最初は罪悪感もありました。

でも、断ることで生まれた時間を、本当に大切な人との時間に使えるようになりました。

結果的に、人間関係の質が向上したと感じています。

この本が与えてくれる「気づき」とは？

この本の最大の魅力は、「孤独」に対する価値観を根本から変えてくれることです。

私たちは「みんなと一緒」が正解だと思い込んでいます。

でも、本当の幸せは「自分らしくいること」から始まるのかもしれません。

特に40代、50代の私たちは、人生の折り返し地点にいます。

これまでの人生で築いてきた価値観を見直し、残りの人生をどう生きるかを考える時期です。

この本は、そんな私たちに「孤独を恐れずに、自分らしく生きる勇気」を与えてくれます。

孤独は決して悪いものではありません。

むしろ、自分と向き合い、本当に大切なものを見つけるための貴重な時間なのです。

この気づきが、私の人生を大きく変えてくれました。

同じ悩みを持つ人に伝えたいこと

もしあなたが今、「このままでいいのだろうか」と悩んでいるなら、この本を読んでみてください。

特に、人間関係に疲れを感じている方、自分の時間を取れずにいる方へ。

私も同じでした。

常に誰かのことを考え、誰かの期待に応えようとして、自分のことを後回しにしていました。

でも、この本を読んで気づいたんです。

自分を大切にすることは、決して自分勝手なことではないということを。

むしろ、自分が満たされていないと、他人に対しても本当の意味で優しくなれないのです。

年齢を重ねた今だからこそ、「自分らしさ」を大切にする時期なのかもしれません。

周りの目を気にしすぎて、本当の自分を見失っていませんか？

この本は、そんなあなたの背中を優しく押してくれるはずです。

今すぐできる行動3選

この本を読んで、今すぐ始められることを3つご紹介します。

1. 一人時間を意識的に作る

まずは1日30分からでも構いません。

スマホを置いて、一人で過ごす時間を作ってみてください。

最初は退屈に感じるかもしれませんが、慣れてくると自分の心の声が聞こえてくるはずです。

散歩でも、読書でも、コーヒーを飲むだけでも構いません。

大切なのは、誰にも邪魔されない「自分だけの時間」を持つことです。

2. 「本当に必要？」と自問する習慣

何かを始める前、何かを続ける前に「本当に必要？」と自分に問いかけてみてください。

惰性でやっていることって、意外と多いものです。

SNSをチェックする時間、なんとなく参加している集まり、義務感でやっている習慣。

本当に自分にとって必要なものなのか、一度見直してみましょう。

3. 自分の価値観を明文化する

「自分にとって本当に大切なことは何か」を紙に書き出してみてください。

家族、健康、仕事、趣味、友人関係…。

優先順位をつけて、上位3つを明確にしてみましょう。

それが、これからの人生の指針になります。

迷った時は、この価値観に立ち返って判断すれば良いのです。

「人生は変えられる」その一歩を踏み出そう

「ほどよく孤独に生きてみる」は、人生の後半戦を迎えた私たちに、新しい生き方の可能性を示してくれる一冊でした。

孤独は怖いものではありません。

むしろ、自分らしく生きるための大切な時間なのです。

もしあなたが今、人生の方向性に迷っているなら、まずは一人の時間を大切にしてみてください。

そこから見えてくる景色は、きっと今までとは違うはずです。

年齢を重ねた今だからこそ、本当の自分と向き合う時間を作りましょう。

人生は、いつからでも変えられます。

その一歩を踏み出す勇気を、この本が与えてくれるでしょう。

あなたの人生が、より豊かで充実したものになることを心から願っています。

1. 書籍紹介

✅この本はこちらから購入できます👇

ほどよく孤独に生きてみる

■■■■■■■■■■■■■■■
TBS系列「王様のブランチ」で紹介、文芸書2位！（2025.6.28放送）
全国書店で続々ベストセラーランクイン！
続々重版、感想殺到！
■■■■■■■■■■■■■■■

離れていい。ひとりでいていい。
誰かとうまくかかわるための、心地よい「心の守り方」とは？
予約が絶えない心療内科医の「近づきすぎない」幸せの秘訣。

—————————————————-
人間関係は、なければ寂しく、
あれば煩わしいものですね。
ときどき、ほどよい孤独を選んでみませんか？
——————————————————
93歳の現在も、日々診療に向き合う心療内科医の藤井英子医師。
現役で仕事を続けるなかで紡ぎ出される自然体の言葉が評判です。
日常の暮らしのなかで、心がすこし曇り空の日、雨降りの日など、
ふと立ち止まる日に心を軽くする言葉が満載です。

前作『ほどよく忘れて生きていく』の感想にあった「１日誰とも話さない日があってさびしい」という声に、先生がお答えするかたちで、「ほどよく孤独に」というメッセージが生まれました。
人間関係も、人の目も、情報も、
「すこし離れている」くらいでちょうどいいのかもしれません。
日々、自分の心に目を配り、からだを動かして、人間関係をすこし軽やかにする。

見開きに１つのお話で、さらりと読めるのに心に残る、
ずっと手元に置いていただきたい１冊です。

興味を持たれた方は購読またはオディブルで、改めて人生観を見つめ直すコーチングしてくれる本です。

📸この記事の画像はAdobe Stock。あなたの表現をプロ品質に高めたい方はこちら👇 ブログ記事の見た目を格段に向上させる、プロ仕様の画像素材が見つかります。

副業ブログやSNS運用にも最適なプロ品質の画像が手に入るAdobe Stock。
あなたの表現を、ワンランク上に引き上げてくれます。

クリエイティブな未来を描くあなたへ

AI時代の働き方は、まさにクリエイティブな発想と美しいビジュアル表現が鍵となります。新しいプロジェクトやプレゼンテーション、SNS発信などで人の心を動かすビジュアルコンテンツをお探しなら、Adobe Stockの豊富な素材があなたのクリエイティブな表現力をサポートします。未来への第一歩を、美しい素材と共に踏み出してみませんか？

Adobe Stockより写真・画像を使用

Adobe Stockで提供されている画像や動画は、「著作権フリー（Royalty Free）」ライセンスです。これは「著作権が無い」という意味ではなく、一度購入・ライセンス取得すれば、追加の著作権料なしで繰り返し使用できます。

写真、目を奪うグラフィック、 HD ビデオ、 Photoshop のテンプレート。探しているのがどんなものでも、Adobe Stock ならあなたのストーリーを伝えるのに理想的な素材が見つかります。

YoshihiroK

Y’s Design Blogger

XFacebookInstagramYouTubeLINEContact

ありがとうございます！「Re:じぶん再起動ノート」へようこそ。 人生は一度きり！何度だって“再起動”できる。 「このまま定年まで走り続けることが本当に幸せなのか？」と。 早期退職。キャリアで培った“プロの視点”と“リアルな挫折”を公開しています。